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ちょーこのレビューコレクション

  • 絨毯と炭酸水
    絨毯と炭酸水
    ダウナー系大学生のみすみねと、ヒヨコ…もとい色の戦士達とのゆるギャグなかけあいがとても面白かったです。ゲームをプレイしながら何度も「マジか」「えっ」ってなったり、吹き出したりしました。 あとみすみねのビジュアル、淡々としたノリがとても好みでした。 色の戦士達は全員癖が強いですが、特に黄色の戦士と青の戦士がおもろくて好きでした。 @ネタバレ開始 黄色の戦士は、砂像の恋人語りでツッコミが追いつかなくなったのですが、みすみねは淡々と真面目に会話を続けているので、すげーな…と思いました。一人の時間を大事にしよ、っていうみすみねの説得の仕方がうまいですね。 青の戦士はノリが好きです。乙。「ゲーマーやめるわ」ってなったところで「えっ!?」ってなりました。やめるのかよ!! 最後、王との戦いでのみすみねが本当に辛そうで…!! 友人との思い出がとても切ない…。口下手と変わり者の、ぼっち同士の友情。炭酸水を酌み交わしながらの、友人との気の置けない会話がいいですね…。 自分自身の学生時代の記憶みたいなものが引っ張り出されて、エモい気持ちになりました。私も絨毯上でのまったりトークに加わりたいです。 クリア後のおまけや、変化するタイトル画面もとてもよかったです! @ネタバレ終了 みすみねと友人、そして色の戦士たちとの友情に炭酸水で乾杯!!!!

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  • ヘルメネウスの箱庭
    ヘルメネウスの箱庭
    ノーマルモードでプレイ。 辞書は98%まで集まりました。 作品の根幹である言語解析システムがとてもよくできていて、ひらめきの力を借りつつわからない単語の意味を推理するのがとても楽しかったです。単語の意味を当てたときの、ピンポーン!という効果音が爽快でした。 言語解読が進むにつれ、ライカンという異種族についての知識が増え、同時にラハルとの交流も深まっていきます。この異種族交流を軸にしたストーリーと言語解析システムとの噛み合いが非常によく、すごいなと思いました。 @ネタバレ開始 最初は檻を隔てて警戒し合う関係だったのが、二種族間の争いを止めたいというところで意見が一致し、争いを止めるための同志になるという展開が胸熱でした。 また、檻を出てからはラハルの言動がめちゃくちゃ甘くなり、ナチュラルな口説き文句を連発するのでドキドキしました。ラハル、結構積極的ですね…!! 仕事以外はポンコツなアシュリー嬢も可愛い。 テオがときどき暴言を吐きまくってくるのも、物語のいいスパイスでした。彼の気持ちも正直とてもわかります。理解しようと努力するのではなく、相容れないものとして拒絶する方が楽ですよね…。 二種族間の和解への道のりは決して簡単なものではないのでしょうが、それでも二人の交流が無駄ではなかったとわかる、希望が見えるラストでとてもよかったです。 @ネタバレ終了 素敵なゲーム体験をありがとうございました。

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  • 一夜おどりて
    一夜おどりて
    可愛いタイトル絵に惹かれてプレイ致しました! 鬼や妖怪のスチルが可愛くて、細部までものすごく見応えがあり、世界観にどっぷり浸れました。背景やUIも和風で統一されていて、とても素敵でした。 製作者様の、こういう世界観が好き!っていうのがプレイしながらすごく伝わってきて、とても楽しかったです。 キャラクターでは、とにかくイグサの兄さんがいい…!三白眼!! こういう態度は淡白だけど、行動はしっかり主人公を守る面倒見のいい人が大好きなので、プレイ中はずっと「くっ、ずるい…!!」と膝を叩いてました。 @ネタバレ開始 バッドエンドも、三兄弟それぞれでスチルが違うのが大変豪華でした。 どのエンドでもちゃんと守ってくれてる兄さんがヤバい!!! そしてエンドロールのスチルの破壊力…!! どっちのエンドも好きなんですけど、特に家に帰るエンドの、団子にかぶりつく兄さんのスチルが大好きです!! もうこのまま夫婦になっちゃえYO!!と大変ときめかせてもらえました。 @ネタバレ終了 イグサ兄さんにメロメロになりましたが、もちろんヒトヨちゃんもトヨマルも可愛く、鬼達も個性豊かで可愛く、ひたすら純度の高い「可愛い」を堪能できてほっこりしました。 丁寧で素敵なゲームをありがとうございました!とても楽しかったです!!

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  • ことはらのあに
    ことはらのあに
    作者様のXで情報を見かけたときから、公開をとても楽しみにしてました!! 異母兄であるお兄さんがとにかく美しくって、儚くて、とても魅力的でした。 夏の旧家という舞台設定、テンポよく進むストーリー、主人公がお兄さんに惹かれていくのがよくわかる叙情的で美しい文章(滝の傍でデジカメのデータを一緒に見てるときとか…!)、どれもとてもよかったです!! 短編の中に、「これが見たかった!!」という要素がぎゅっと詰め込まれていました。 @ネタバレ開始 お笑いライブに行っちゃうお兄さん、カワイー! ボーッとしてることも多いお兄さん、カワイー! 序盤のお兄さんとの会話にほのぼのして、「もうこのまま何も事件が起こらず、二人の平和な交流見てるだけでもいいかも…」と思いました。 恵まれない環境ながらも、お兄さんが意外に地に足ついて生活してる感じがあって、そこにときめきました。 泥沼エンドがあるということでワクワクしてましたが、いざプレイしてみたら「清流」エンドが一番好きでした。 お兄さんの笑顔を守りたい…!この家に留めて汚したくない…!! お話の最初の方では、お兄さんかわいそ…っていう印象でしたが、本当に可哀想なのは二回り以上年上の男(せめて一回りにしてくれよ)と結婚して家に縛られてる繭ちゃんの方ではないかと思いました。 でも、繭ちゃんにもお兄さんとの交流を光にして、強く生きてってほしいです。 泥沼・湖沼エンドは、繭ちゃん、君、あー。あーって感じで…。 お父さんと同じ…血の業ってこういうことなんですね。 きっとお父さんも昔、こうして文雪くん母に劣情を抱いたんだろうなぁと思いました。 傲慢少女だいすきなので、その点はテンション上がったんですが、やはりお兄さんには清らかに笑っていてほしい…。 滝壺エンド。ひ、ひねのさんおまー!! 二時間サスペンスドラマのプロローグのような展開に…。 このエンドお兄さんが、繭ちゃんを助けようと必死になってくれないのが地味に悲しかったです。 @ネタバレ終了 センスあふれる素敵なゲームをありがとうございました!

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