makiのレビューコレクション
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ゆるやかなめつぼう海っぽい雰囲気と滅亡という不穏なワードでどのような世界観になるのか気になり、遊ばせていただきました。 物騒な雰囲気になりがちな滅亡ものとは一味違った滅亡の形を見届けたような気分です。 @ネタバレ開始 (主人公は冒頭気付いていませんが)全てが逆転して原初に戻るようになった世界でただ受け入れるしかできない事を前提にストーリーが進行するので、原初に戻るタイプの滅亡ものとしてしっくりくる形に感じました。 途中のテレビや携帯のくだりで人間が変わらない日常を送っているどころか、SNSネタにしているのが妙な現実感があってとても好きです。 ゲーム全体の雰囲気も淡々とした感じに作られており、派手に事を表していないのもタイトルの“ゆるやかなめつぼう”に沿っていてとても良かったです。 @ネタバレ終了 短いながらも素敵なゲームをありがとうございます。 -
まっすぐおかえりコワイイ(怖い+可愛い)ものが好きなので、SNSにて拝見した本作に興味を持ち遊ばせていただきました。 コワイイものが好きな方にはオススメの作品です。 @ネタバレ開始 「まっすぐおかえり」とタイトルでも言われているのですが、商店街特有の「気になるものが多すぎてついつい足を止めてしまう感じ」が上手に表現されていてまっすぐ帰れない!w キャラクターも魅力的な方々が多く、これから遊ぶ方々にはコメントや情報を見ずに初見で会いに行ってほしいなと思います。 メルヘンな絵柄と雰囲気でも、ホラー部分はしっかりホラーしているので満足度が高かったです。 また一度バッドエンドを見ると「無事に帰る」と好奇心がよりケンカしそうな感じでプレイできるので何回も足を運んでしまう魅力がありました。 @ネタバレ終了 素敵なゲームをありがとうございました。 -
めんごめんごのから騒ぎバチャフェスでお見かけしてから独特のインパクトを放つ画風やゲーム画面に惹かれ、遊ばせていただきました。 画風で敬遠する方も多いと思うかもしれませんが、それだけで遊ばないのは非常に勿体ない作品だと思います。 @ネタバレ開始 ジャッジメントリピートコメディノベルゲームの名に恥じない独特のセンスとノリで送られるテキストやゲームシステムに終始笑いと驚きの連続でした。 時々挟まる出巣代さんのいい話などもあり、ネタ尽くしだけで終わらせないのもとても良かったです。 アクションパートはランダム要素こそありますがヌルゲーすぎず、システム面も徹底的にストレスを感じさせないよう作られていて非常に快適に遊べました。 @ネタバレ終了 素晴らしいゲームをありがとうございました。 -
夜の生きものこの手のホラー作品が好みなので遊ばせて頂きました。 @ネタバレ開始 直接的描写のホラーというより生理的に寒気と異物感を感じるようなホラー作品です。 雰囲気ゲー(かどうかは作者様のみぞ知るというところですが)としての出来もとてもいいと思います。 アナログテレビの走査線、ノイズの入ったBGM、黒を基調とした少ない色数、独特の口調で淡々と語られる様子など、妙な淡白さを生かしているので「分からない・正体不明」という感覚が常に付きまとい、散歩中に起こる出来事との相性が非常によかったです。 夜の生きもの達が現れた時にノイズが大きく入ってくる演出も細かいなと思いました。 隠しルートでは夜の生きものとは何なのかが少しだけ明かされることになりますが、徹底して淡々とした空気感のまま語られるのでゲームが終わっても自分が夜の生きものにされたような感覚を残してくれます。 システム周りにも生理的に異物感を感じるような要素があり、セーブの瞬間も気が逸れないゲームでした。 @ネタバレ終了 素敵なゲームをありがとうございます。 -
ころさないで!魔王さま乙女ゲー×死にゲーというなかなか見ないジャンルでしたがこのゲームに少しでもピンときた部分がある人には是非遊んでほしい作品です。 @ネタバレ開始 80年代頃のPCゲームを彷彿とさせる画面やなるべく抑えた色使い、画面外枠やUIなどが好きな層をめちゃくちゃ分かって作っているのが感じられます。 サウンド・フォント周りもグラフィックと見事に合わさってレトロな感じに統一できているのも良かった。 ストーリーも簡潔にまとめられているので流れるように読めました。 キャラの描き方もすごく上手だと思います。グラウディウスが退屈を感じている魔王という立場と人外存在だからこそ人間と違った表現をするのも丁寧に描いているので自然と頭にキャラ像ができるようでした。 魔王らしからぬ人間臭い部分やそれが隠しきれてない感じもあって良かったです。 しれっと登場するシ魔エナガ…いいな… @ネタバレ終了 素晴らしいゲームをありがとうございます。 -
偽装のガーディアンブロマンスが得意な方ではなかったのですが今回思い切ってこちらの作品を遊ばせて頂きました。 絵のタッチも相まって一本のアニメ作品を見たような感覚です。 @ネタバレ開始 謎の明かされ加減が上手く明かす時は思い切り良く出し、プレイヤーに考えさせる余地もしっかり与えてくれます。 司がメカクレの理由などキャラ要素を要素だけで終わらせないのも凄い。 伏線回収力も高く、全てが明かされる時も今までの点がちゃんと線になってくれます。 ブロマンス要素はストーリーの根幹部分を壊すことなく入れられていて自然な感じで楽しめました。 瞬と司の関係性も(反応はプレイヤーの選択にある程度委ねられていますが)少しずつ仮初から本物へと変わっていくのが分かるのも非常に良かったです。 @ネタバレ終了 素敵なゲームをありがとうございます。 -
1/100の骨川~キミが恋するはずだった100人の運命の相手外伝~100人シリーズをプレイ済みだったこともあり、スピンオフ作品は個人的に遊びたくなってしまう性だったので以前こちらを遊ばせていただいたのですが、今回改めてプレイしました。 本編ではキャラ毎に多種多様な個性が爆発しており、そんな中で飛び抜けて人気があるとのことで理由も知りたいと思ってプレイしたのですが…こちらを遊んだ後はファンが多い理由に納得! @ネタバレ開始 奥手で引き気味な骨川さんと、それを分かって積極的に行動する主人公という構図がナイスでした(個人的な好みになりますが) 会話文だけで作られたテキストもキャラの性格や「この人ならこうするだろう」というような細かい描写までしっかりされていたので、骨川さんの魅力がこれでもかと伝わってきます。 見送りするけど花言葉で代弁しているシーンは彼らしさも相まって自然と心にきます。 安定の飛び跳ねるドット絵も実家のような安心感があってよかったですw @ネタバレ終了 素敵なゲームをありがとうございます。 -
兄妹に非ず熱病サスペンスホラーというジャンル自体初めて触れるため、少し不安でしたが遊ばせていただきました。 @ネタバレ開始 演出に凄く力の入ったゲームです。 ドット絵でも雰囲気をこんなに切り替えられるんですね… 文字も読ませるというより文字を読ませるだけでない表現物としても使っていたので終始「こんな表現があるのか~!」と驚かされっぱなしでした。 演出に目が行きがちになってしまい個人的に慣れないジャンルのテキストやストーリーを追うのには四苦八苦しましたが、無事最後を見届けることができました。 サスペンスというジャンルなので何を言ってもネタバレになりそうですが、バックストーリーがあればそれも含めて見てみたいなと感じる作品です。 @ネタバレ終了 素敵なゲームをありがとうございます。 -
ピクニッカー誰かとピクニック…どんなゲームなんだ…?と思ったので遊ばせていただきました。 @ネタバレ開始 コメディと優しさの塩梅が良いだけでなく、文章も程良いテンポと勢いが両方あり読んでいて面白いです。 ホビアニっぽさのある漫画風グラフィックもゲームの雰囲気を存分に彩ってくれていて見ているだけでも楽しさが感じられました。 キャラも個性が強い…だけでなくどこかリアルな一面を見せてくれるので、ピクニックを通して楽しさ・面白さだけではなく心温まる話が見れるのもこのゲームの魅力だと思います。 @ネタバレ終了 短いながらも素晴らしいゲームをありがとうございます。 -
ワンバウone随分前に別所で見かけた「お料理革命C.C.C」を遊んだことがあり、GB調ドットで描かれるノスタルジックでちょっとヘンテコな世界観が印象に残っていたので、フェスで見かけて以来気になっていたこちらも遊ばせて頂きました。 主人公が犬ということもあり非常に限定されたコマンド&情報やそれをいかに使っていくか、言葉は分からずとも何を言いたい&言っているのかがなんとなく分かる人間の会話など、レトロゲームのように限られた表現を非常に上手く使った手法に終始驚かされっぱなしでした。 ストーリーが「犬がケモノだった」という運びから入る変わったストーリーで、時間と共に少しずつ変化していく世界も相まって一冊の絵本を読んでいるような感覚がありました。 読み進める度にどんな世界が広がっていくのかがとても楽しみになる、素敵な作品でした。 続きの制作も心より応援しております。
