ヨ氏のレビューコレクション

三冬くんが男前で、まぁしのぶちゃんも男前で　平和な世界だったらどれだけよかっただろう…みたいなことを思ったりしました

狩野くんが「何」なのか、主人公は「どういう状態」なのか、これらを知った状態で頭から初めるとグッとくるものがありますね。
前回はほぼ音を出せない状態でプレイしたので今回は音楽もちゃんと聴いたんですけど、空気が変わるところで効果的にＢＧＭの変更があり、あらためてゲーム全体が綺麗にまとまっていてとても良いと感じました。
人外とかきれいな男の「肉の気配」が大好きなので、「星なんかに、産まれなかったらなんて、思わせるなよ」のくだりが最高！！他の方も書かれていますが私も困り顔が好きで、彼の人間味を思わせるからかもしれないなと思いました。
二周したけど、やっぱり初回プレイでたどり着いた、"彼が何だったのかはよくわからないまま、いなかった人として日常は続く話"の終わり方が好きです。なんでこんなにさわやかなんだろう！明るくて哀しい雰囲気、大好き。

「こんなに遠くまで見渡せてどこへだって行けそうなのに、違う世界に行くにはかなりの勇気と覚悟が必要で、半端な気持ちじゃ抜け出せない」という日向くんの台詞にグッときました。私は北海道に住んだことはありませんが、美瑛で生まれ美瑛で育った彼の心境に心を重ねることができる素敵な台詞だと思いました。

ユリくんがあの見た目で主人公に敬語なのがとても萌えました。

最初にまさかのクロスエンドだったんですけど黒髪の男が好きなのでとっても最高笑顔になっちゃいました。ちゃんと〇〇作りエンドがあるってありがたいです

個人的には、御者が書記官から離れて行った時に、あれ？この後の時系列で御者ずっといたよね…？となり、生きていた王子が前向きに（能天気に？）シンクフォイルを探そうと言ったあたりで、最初の方に読んだシナリオの御者の楽天的な雰囲気を思い出して、ああなるほど！となったあたりが一番テンションあがりました。

そしてどの白百合少尉（？）と結ばれても基本的に幸せに暮らすことになってるのが本当に好き！！！！
本物の白百合少尉と出会う直前にもひと悶着あるの、話が上手い！と感動しました。