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二日目のカレーのレビューコレクション

  • 地底調査船に響く孤独
    地底調査船に響く孤独
    フェス開催につき、再コメントさせていただきます。 バージョンアップで実装された『想い出』で、登場人物や世界観を より深く知ることが出来て嬉しかったです。 @ネタバレ開始 『想い出』で、地底病、地底調査員、地底調査船の資料や、登場人物の概要、 ダヅとシエンの兄シャエのやり取りに事故時のクルーの様子などを とても興味深く読ませていただきました。 特に棚の下敷きになった状態で、徐々に死が近づく様子が描かれた 『備品庫のアゼ』は見ていてとても胸が痛むものでした。 最後に現実に戻った時、タイトル画面が変わり (死ねなくなったシエンがみている幻でしょうか?) 「もう思い出せない」と表示され何もできなくなってしまうのは 寂しく、悲しく、それでいて見事だと思える演出でした。 @ネタバレ終了 改めて、素敵な作品をありがとうございました。

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  • 悪魔のリンゴ売り
    悪魔のリンゴ売り
    フェス開催につき、再コメントさせていただきます。 怪しい主人公に、怪しいリンゴ、怪しいセールストークと 怪しさ満点の雰囲気がとても魅力的で楽しい作品でした。 ターゲットの4人も外見だけでなく、言動や人となりも しっかり考えられており、リコペマさんの無尽蔵とも思える アイデアの数々には只々感心させられるばかりです。

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  • 復讐を誓った日
    復讐を誓った日
    フェス開催につき再コメントさせていただきます。 年端も行かない少女の復讐劇という難しい題材を 見事に描いた作品だと思います。 @ネタバレ開始 2つのエンドのうち特に好きなのは「誰かを助ける日々」です。 チャーミルの犠牲が必要なものだったとは思いたくありませんが、 それを糧にして罪悪感を忘れず罪を抱えて生きることを選び、 騎士団長になったデイズの後姿は凛々しく、頼もしく、 輝きに満ちたものでした。 @ネタバレ終了 改めて、素敵な作品をありがとうございました。

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  • めんごめんごのから騒ぎ
    めんごめんごのから騒ぎ
    フェス開催につき再コメントさせていただきます。 本作には様々なパロディ要素があります。例えば、 船〇吉〇の女将、サ〇ダ〇バー〇、ジー〇サ〇カ〇などなど。 元ネタを知っているとニヤリとさせられますし、 元ネタを知らなくても十分楽しめるのが本作の魅力だと思います。 とっても楽しい作品を、本当にありがとうございました。

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  • セシル=テイラーと謎の秘宝
    セシル=テイラーと謎の秘宝
    フェス開催につき再コメント失礼いたします。 本編の面白さもさることながら、バージョンアップで追加された 前日譚など充実のおまけも大きな魅力となっている作品だと思います。 @ネタバレ開始 愛するエレフの国のため、天へ還ることが叶わなくなると知りつつ 「この国を流れる風となりて、悠久の時を生きようではないか。」 と言って魔神となったアラン。 長い時を経て敬愛する王と再会したかと思えば、大量殺戮を望まれるとは… そして愛した祖国も滅び、さらに長い年月が経ったあとも王家の子孫たちの 愚かさを目の当たりにしてきた彼の心中は私などでは到底計り知れません。 ですがその後、ローランやおばあちゃまと出会えたことは間違いなく 僥倖であったと言えると思っています。 @ネタバレ終了 改めて、素敵な作品をありがとうございました!

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  • 人狼の館 ーepisode0ー
    人狼の館 ーepisode0ー
    全てのエンディングを迎えサブストーリーも全て観させていただきました。 前日譚としてとても興味惹かれる内容でした。 @ネタバレ開始 回収を進めていくうちにプロジェクトXⅡの参加者達やゲイル、サラ 教団の信者(以下デフォルト名のミラ)の両親、そしてミラ自身の 人となりが少しずつ分かってくる構成にワクワクさせられました。 また、ゲイルの言には教訓にしたくなるものが多く、例えば 普段の生活の中で「負の感情なんてなければいいのに」と 思うことが多々ありますが彼の 「痛みも苦しみも、恐怖だった、何一つ捨てていい感情なんてありません」 「不幸を嘆く心があるから、幸せを噛みしめることが出来る」 という言葉は胸を打つものがありました。 そんなゲイルを喪い、ある種の狂信者となったミラとプロジェクトXⅢの 参加者、そしてグレイがどのような帰結を迎えるのか楽しみでなりません。 サブストーリー、特に『クララ・キャンティの最期』は途中まで あまりにもクララが可哀そうだという気持ちで見ていましたが、 蓄音機の悪霊が出てきたり、クララ殺害はシリウスだと思わせる描写がありましたがそう単純な話ではなさそうで、悪霊の生前を含む、事の真相が 続きで明かされるのか非常に楽しみになりました。 エンディングのうち「貴方の代わりはいくらでも」の内容には ゾッとさせられました。ミラになり替わろうとした FXVⅢ-3-11は続きでも登場するのかとても気になります。 また、「ま、いっかー」エンドは予想していなかったコミカルさで とても楽しく和んだ気持ちになれました。 @ネタバレ終了 オープニング、エンディングともにハイクオリティで 見入ってしまいました。 また、随所に挿入されるボイスも効果的だったと思います。 続きを楽しみにしております。

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  • 墓守の歌
    墓守の歌
    フェス開催につき再コメントさせていただきます。 引き込まれるストーリーに、人数を絞った魅力的な登場人物たち。そして、 Live2Dによる滑らかな動きを駆使した演出が見応えのある作品でした。 主題歌「あなたが眠るまで」も作品に合ったとても素敵な歌でした。

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  • 反動のクラウドレイジ-ACT2
    反動のクラウドレイジ-ACT2
    フェス開催に便乗して再コメントさせていただきます。 @ネタバレ開始 ACT1の時点でここまで臨界被害者に対する差別問題に踏み込んでくるとは 思っていませんでした。 その差別が根底にある『反動のクラウドレイジ』計画が古賀さんから 語られた時は、タイトル回収が行われたこともあって 心の底から戦慄しました。 最早、退くに退けなくなった感のある臨界人サイド、 (そもそも退く気などないのかもしれませんが) その臨界人側に走ってしまった辰木。 彼らと相対する佐富たち、生死不明の吉良さんに、一度死亡していた桧、 レインダスト化してしまった友瀬、そして仙原…。 松ヶ枝さんの真意が古賀さんが言っていたように、 佐富に自分を止めてもらいというものなのか、それとも…。 彼らの帰結をこの目で見届けたいと心から思っています。 @ネタバレ終了 今後の作者様の創作活動を全力で応援しています!

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  • 嘘の手紙
    嘘の手紙
    短いながらも、原田くん、山中くん両名の心理描写がとても丁寧で、 モノクロを基調とした背景描写も見応えがあり、 最後までとても楽しくプレイさせていただきました。 @ネタバレ開始 ED1~3を迎え、「ああ、これはもう(山中くんは)ダメかもしれない」 と思い、ED4に至る途中で手紙を開封して「生きたい」と書かれているのを 見て、その願いは叶わなかったのか…と思いきや、山中くんの「頑張るから」という言葉に手紙の裏に小さく書かれた清浜病院の名前。 エピローグは手に汗握る思いで読み始めました。 間違いなく山中くんの友人ではあったが、 いじめを止めようとはしなかった原田くん。 自身の転校後の原田くんの様子を聞いて笑みが顔に出てしまい、 10年後にバチが当たったと思う山中くん。 そして、手紙を送ることに対する葛藤と本心。 この辺りのモノローグは固唾を呑むような心境で読み進めていました。 そして山中くんに届く原田くんの『頑張れ!!』という声。 清浜病院にかかってきた1本の電話。 最後まで読み進めて本当に良かったと思える瞬間でした。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました。

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  • あやかし温泉 うせもの係
    あやかし温泉 うせもの係
    とても楽しくプレイさせていただきました。 みたけさんの絵柄に見事に落とし込まれた日本古来の妖たちは、 豊富な表情差分もあって見ていてとても楽しいものでした。 @ネタバレ開始 主人公のウズラは可愛らしく、周囲の助けもあって徐々に失せもの係として 言動が落ち着いたものになっていく様子や最後のクロガマへの対処などは とても好感が持てるものでした。 そんなウズラを支える『湯処おろち』の面々も、 ハナオとモズはとても頼もしい先輩で、ミズチは自分に非があれば 「軽率なことを言って すまなかった」とウズラに謝罪でき、 失せもの係であることを望むウズラに 「きみは、きみが望む限り私たちと同じ失せもの係だ。」と言える 立派な上役で、こんな職場で働けるウズラが羨ましくなりました。 また、ミズチが 「失せものとは、帰るべき場所を見失ったもの  そんなものたちを少しでも守ることが出来たらいい」 と語っているのを聴いて、身の回りのものを大切にしたいという気持ちが 強くなりました。 女将のオロチもクロガマの一件でのウズラたちへの言葉や、 クロガマの石化を解く度量など、「甘くなった」と自嘲気味に 言っていましたが、いい女将さんだとおもいました。 (まさかミズチの祖母だったとは!) また、その後のウズラとのやり取りも素敵なものでした。 「帰る場所がわからぬなら、自分で選んでしまえば良いのじゃ」 そんな言葉を聞いてなお、失せもの係であることを選んだウズラは本当に 立派だと思います。 些細なことですが、クロガマの件の終盤のモズのセリフ 「まー、大円満の方が~」ですが、 ”大団円”のほうが良いのではないかと思いました。 @ネタバレ終了 各種スチルも非常にクオリティが高く、 メニューにカーソルを合わせた時のアヒルやカッパも可愛くて 見ていて和みました。 素敵な作品を本当にありがとうございました。

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