tales&Vivid@ノベルゲーム公開中!のレビューコレクション
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【フルボイス】オレ推し~とりあえずオレを推しとけ~いい声ですね。 数分で終わります。一応オレ様属性のようなことはしゃべっているのですが内容はめちゃくちゃ世話やき。こんなに世話を焼かれるなんて主人公はどんな人なんでしょう(BL要素はエンディング動画を見ないとわかりません) 真相はこういうことなのか……?と考えはしたのですが、すっきりする答えが見つからずもやもやのまま。この雰囲気の作品に微妙に謎を混ぜているのがいいアクセントでした。 ブラウザだと動画が流れないことがあるので、流れなかったときはダウンロード版をおすすめします。
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memento mori 幻の記憶起きていることはとんでもないのに、ノリが軽すぎて逆に読みやすかったです。展開も衝撃だったり急にエグかったり、とても楽しかったです。黒羽さん推し! (以下ちょいネタばれ) 1度クリアした後にもう一つのルートに行くのですが、まさかのバッドエンドで終わってしまうので非常に先が気になります。他に真相もありそうなので、続きを読みたいです。
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生きていく勇気~統合失調症になった僕~作業所のことは初めて知りましたし、主人公がこんなに前向きに頑張っていることにとても感心してしまいました。 世の中にはいろんな心の在り方、考え方を持っている人がいて、奥底では偏見をもっていたり堂々と主張したりする人もいます。そうじゃない人もいます。 「障害者も聖人じゃない」という言葉の通り、主人公自身も「障害は隠すべきじゃないからさらけ出す」「就職して外で働くべき。そのために努力するべきだ」などと偏見や意見を押し付け、誰かを傷つけている。 主人公はとても強く、眩しい人間です。でも在り方、生き方は人それぞれのはずです。 病気になった瞬間と、戦っている時間、回復し社会へ踏み出す時間があり、本作は社会へ踏み出す時間を描いています。 自分がうつだったときにこれを読んだらその眩しさに苦しんだと思いますが、今ではあせらず自分のペースで、自分に合った生き方ができる社会になればいいと心から願っています。 実際の事柄を取り上げていると読んでてヒヤヒヤしてしまいますが、その時に作者の方が考えていたことを感じることができました。あと欲をいうなら、浦田さんの絵はあまりにもかわいくて幼く見えるので、それぞれ年齢を書いていただけると想像しやすいです。
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先輩、私の背中を押してくださいきっと、彼女にできる選択は他にもあったと思います(現実的に可能かどうかは分かりませんが)。 でもそういう問題ではないのでしょう。死ぬことより先に生きる方法を考えないといけないとかそうじゃなくて、二人が何を感じて何を望んだかが重要なんでしょうか。 上手くまとまらず何回もプレイしてしまいましたが、自殺の是非を問うわけでもなく淡々と二人の時間が描かれているのがよかったです。こういう描き方の方が、プレイ後に深く考えられる気がします。私は人の心に寄り添う点で優しい物語だと感じました。
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あの教室で見た夢、それを見た夢。途中で「あれ、もしかしてこういうオチ……?」と思ったら本当にその通りで、軽くガッツポーズしてしまいました。確かに「SF(すこしふしぎ)」ですね、F先生のSF集に入っててもおかしくないお話でした。 友人たちは今どうしてるんでしょうね……。トマトジュースがいい伏線というかアクセントになってて尚更SFでした。 いろいろ考えるとにやにやが止まらないので、あとがきのやつ、とりあえず私も挙手しておきます!
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Momentタイトル画面から難しい話かと思っていましたが、とてもほのぼのと読み進められるお話でした。プレイ時間は各話5分程度です。 コメディとしんみり系、テイストが正反対の2話が同時に入ってるのが、各話がより際立ってていいなと思いました。「歌声の謎」は、いかにも中学生って感じの文体で好きです。「リトー」で「little」を思い出せるあたり、実は頭いいのでは……
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後藤一家の日常元々は長編ミステリー作品のようです。とてもほのぼのとした探偵一家で面白かったです。 最初のゲームシーンで詩帆ちゃんはクールビューティーなのかと思ったら実際はお転婆そうな小学生だったので、ゲームの中では背伸びしてクールに振舞ってるのかと思うとめちゃくちゃかわいかったです。最初の骸骨も好きです。 本編はこの作品からは想像もできないほどハードなミステリーのようでしたので、そちらもプレイしたいなと思いました。
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彼女は時のねじを逆向きに回した文学的な作風かと思いきや、ところどころ笑える言い回しが含まれていてそのバランスが面白かったです。 タイムスリッパーが突然名乗ってきて詰め寄る話かー、ふーん……と思っていたのですが、最後まで読むととても納得のいく切なくも前向きな物語でした。現実からはみ出ない締め方が、人の想いを感じさせてくれる作品です。
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崖の上の魔女、連れまわす夏休み噂や先入観など、魔女が異質な存在と思われているという描写はよくあることですが、それ自体がテーマになっているのは意外と珍しい気がします。エンドは小さいの含めて4つでしょうか。あえて答えを明示しないのが、物語の内容に合ってノスタルジックでした。この先は大人になってのお楽しみ、と言われた気分です。 魔女と噂され敬遠されている家にNHKがしつこく集金しに来ているのを想像すると笑っちゃいます。
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長崎離島探検~的山大島編~フェス開催前にプレイしちゃいました。観光ガイドみたいで楽しかったです。風景は写真をそのまま使っているわけではなかったので、尚更直接確かめてみたいと思いました。長崎は好きですが離島はあまり行ったことがないので行ってみたいです。