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SHIAのレビューコレクション

  • 魔王城のお仕事~早押しクリックゲーム~
    魔王城のお仕事~早押しクリックゲーム~
    時間制限のあるゲームはあわあわと慌てがちですが、絶妙な難易度のおかげで一回でクリアできました! 無事に防衛できたので大満足です。 ゲーム開始から終了まで、瞬間的に頭がフル回転しました。 素敵な作品をありがとうございました!

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  • げきからをつくろう!
    げきからをつくろう!
    究極のげきからカレーを作るぜ!と意気込んで「ふんふ~ん♪」と選んだのも束の間、学食で出したら「レトルトのほうが売れるのでは…」と酷評され「な、なにをー!!」と再挑戦。 よろしい、舌が引き千切れて飛ぶほどのげきからカレーを作ってやるぅう!!! @ネタバレ開始 無事に食通の大串くんの服がはじけ飛びました。ビリビリビリー!!(ズッバーンかな?) 少女Aさんからも一本を取りました! もうレトルトのほうがいいなんて言わせない! どんな組み合わせにしようかなーと考えるのが面白かったです♪ @ネタバレ終了 個性的なキャラクターたちとのカレー作り面白かったです。 ありがとうございました!

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  • 君は泡沫に消える
    君は泡沫に消える
    まさに泡沫の夢のような、淡く儚い物語でした。 本当に小さな小さな、星の光を掬い上げたような美しい作品です。 @ネタバレ開始 人魚姫モチーフなのかなと読みながら思いましたが、最後の終わり方が切なくて思わず小さい頃に人魚姫を読んだときの気持ちを思い出しました。 子どもの頃は消えてしまうことのなにが良かったのか…みたいな気持ちでしたが、大人になった今なら「あなたと会ってからの二十年のほうが幸せ」という言葉に納得できる自分がいます。 無為に何百年を生きるよりも、ずっとずっと短くても大切な人を想い、大切な人と過ごす人生のほうが幸せであることも、とても納得できる終わり方でした。 @ネタバレ終了 グラフィックがとても美しく、水彩風のUIデザインともあいまって引き込まれました。 切ない物語ですが、大人になった今だからこそ納得もできる素敵な物語、ありがとうございました!

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  • ゆうれいやたい
    ゆうれいやたい
    不幸が起きて突然死去してしまった未練アリの主人公が都市伝説として屋台を経営……一風変わった物語、けれどほっこりする物語でした。 @ネタバレ開始 思い出の品であるストラップを渡すシーンと、エンドクレジット後のお父様の独白に胸がジーンとなりました。 そうだよね、一目でいいから、息子に会えるなら会いたいよね…突然いなくなってしまった息子にだけは、都市伝説とかそういう不確かで曖昧過ぎるものであったとしても…と思いを馳せながら読んでいたので、不覚にも少し涙が出そうに(涙腺弱い族) 主人公が無事に成仏できて本当によかったです。 お父様はあのストラップを死ぬまで大切にするんだろうな…と思いました。 屋台に来た小さな男の子は…もしや…とも思いました。 @ネタバレ終了 コンパクトなお話でしたが、とてもまとまっていて素敵なお話でした。 ありがとうございました!

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  • これは何だ。
    これは何だ。
    とても挑戦的な作品だと感じました。 分かりやすい起承転結があるわけでも美少女や美少年が出てくるわけでもない、けれど良い意味でタイトル通り「これは何だ。」という言葉がピッタリくる作品でした。 選択肢の試作も兼ねておられるとのことでしたが、敢えてセリフのフキダシに入れる見せ方が面白かったです。 個人的には画面切り替えがフェードなどで長引くことなくサクサク進むところが、コンパクトな作品の味を生かしていていいなと思いました。 ありがとうございました!

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  • 事故ループ
    事故ループ
    冒頭から盛大に「オロロロロ」する主人公、友達に介抱されて部屋に戻ったものの……あれ、まさかまさかの展開を迎えてしまわれた!? @ネタバレ開始 生前の主人公のあまりのクズっぷりに「こいつ死んだほうがいいよ」と主人公自身が言うのにも「そだね!」なんて思わず納得しかけ「でもこれ君のことだし、なんなら現在進行形で死んでるよ…」と追加でツッコミを入れる事態になっていました。 エンドリストがあったので、とても助かりました。 TRUE ENDまでの大逆転、実はお姉さんが入れ替わっていたという事実に驚愕しつつ…バケコさんも生存の大団円、とてもよかったです! 主人公もこれからはクズっぷりを捨てて、バケコさんを助けるためにと飛び降りたレベルの勇気を活かして皆と仲良く楽しく生きてほしいなと思いました。 君はやればできる!という言葉がここまで似合う主人公に感動さえしました……それくらいゲームを始めた当初の主人公の性格のアレっぷりには「主人公ぉおお! もうちょっとやさしさの粉吸い込んでみよーか!」とかおかしな声掛けをしたい有様でした。 TRUEの主人公はまさに文字通り死んで生まれ変わったレベルで性格改善され、バケコさんの横に立つに相応しい男性になっていました!バケコさんに頬をぶにゅ~~んされるスチル最高でした! @ネタバレ終了 主人公への好感度がガラリと変わる!?のも魅力的な作品でした。 バケコさんのスチルはどれもとてもかわいいです! ありがとうございました!

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  • 薬師は魔女の薬草を盗む?
    薬師は魔女の薬草を盗む?
    ファンタジーらしいファンタジーの雰囲気がとても良い、タイトル画面から既にワクワクする物語でした。 なかなか素直になれないヤークさんがとてもかわいいです。 薬草の人としての姿もさることながら、名前も「ああ、これはもしや…!」となる子たちばかりで、自分が普段からお世話になっているものに関しては妙な親近感がわきました! @ネタバレ開始 ヤークさん視点だとトッティーさんの立ち絵が出てきて「なるほど、こんなイケメンだったのかー! そして本当に表情筋が死んでいる…」となりました。 ヤークさんにはぜひにトッティーさんの驚いた顔など他の表情を引き出してほしいです。 エンド6はとにかく最高でした。ナイススリの人! かわいいヤークさんが湿布に対して「これはこれで要るの!」となったり、それを理解しないトッティーさんだったり、最後まで三人の掛け合いをとても楽しく読み終えました。 トッティーさん、お願いだから遠くない未来にヤークさんの恋心に気付いてあげてください…!! エンドクレジットの旅の一ページのようなシーン集、もっと見ていたいと思うくらい美しく、そして楽しかったです。 UIなども細かなところまで作り込まれていて、画面の構成や動きにまでうっとりしました。 @ネタバレ終了 ファンタジー好きにはたまらないファンタジーらしいキャラクターやとても甘酸っぱい恋の物語はもちろん、UIなど細部までとても素敵な作品でした。 ありがとうございました!

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  • 赤のガランサス
    赤のガランサス
    荒廃した世界で、助けた女の子と絆を深めたり女の子の抱える事情に巻き込まれてそれを解決していくようなハードボイルドな物語だと思っていました。 そう、到着しました~となって、待ち人来ずという状況を不審に思い始めたあの時までは。 @ネタバレ開始 エレクタさんが相当な恋するヤンデレさんで、その片鱗は車の助手席でも垣間見られましたが、二人きりの部屋になった後は本領発揮ぶりがすごくて「ユキさん、とんでもない女の子に惚れられちゃったね…」と応援してよいものかユキさんの無事を願ってよいものか、悩ましいところでした。 ヤンデレぶりをいかんなく発揮するエレクタさんももちろん可愛いのですが、なんだかんだでユキさんのことをきちんと考えていたドロセラさんがとてもいい味を出していました。 殴られた後で「あの女に気付かれるから反応するな」と言いつつ銃を懐に挿し込んでくれたときは「なんていいやつ!(半分錯覚)」と思いました。 「死んでほしくない」というのはたぶん数少ない本音かなと感じました。 エンドとしては片足撃ち抜きのエンドのほうが好きです。 最後の対決、結末がどうなったのかが分からないところで終わっており、二人が果たしてどうなったのかがとても気になりました。 ユキさんを待ち続けたエレクタさんが最後に口にするハート付きのあのセリフは、愛しい人をちょっと咎めるような、それでいて焦らすような感じで、とても印象的でした。 @ネタバレ終了 音楽も素晴らしく、特に私が好きなエンドのエンドクレジットで流れていた曲はとても耳に残りました。 生きることに悩む大人の男とそんな男を一途に想う女の子の恋の物語、楽しく読ませていただきました。 ありがとうございました!

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  • 樹海の怪
    樹海の怪
    自殺の名所として知られている樹海は、死んだ人が見えるとか、引きずり込まれるとか色々言いますが、主人公の樹くんが体験する出来事もそうだったのでしょうか。 全体的にモノトーンで進む画面が印象的で、特に始まりの数分はモノトーンならではの見せ方でお上手だなーと感じました。 @ネタバレ開始 あの少年が何者だったのかが最後まで明かされずに終わるところが、個人的にとても良かったです。 怪は怪のまま終わり、あの少年の存在は全編を通じてひたすらに際立っているのに、最後までいつどのような経緯があって亡くなったのかなどが何も明かされないというのが逆に印象的でした。 @ネタバレ終了 樹くんが全体的に死を忌避している感じで、それがまた死者と生者が立つ位置が異なっていることを如実に表し、良い意味での不気味な空気、樹海ならではの空気が漂っていました。 素敵な作品をありがとうございました!

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  • 先輩、俺とデートしませんか?
    先輩、俺とデートしませんか?
    「先輩、助けられなくてごめんなさい…」と繰り返すナオトくんと主人公のアズサさんを救う物語かなと思っていたら、違いました。 もっともっと深い物語でした。 人を好きになるって素敵ですが、時に苦しいものですね。 @ネタバレ開始 (敢えて名前は伏せますが)三人でのループものだとは思わず、屋上での「今誰かいたような…」からの正体をナオトくんが確認したあたりからはもう先が気になりすぎてノンストップでした。 自分が死ねば二人は助かるんじゃないかとか、自分がここで身代わりになれば助かるんじゃないかとか、自分を犠牲にしてでも好きな人を助けようとするナオトくんたちが見ていて辛く「みんなで! 明日を迎えるんだよ!」と、ループが終わる瞬間を待ち望みながら終盤は読み進めていました。 最後は無事に大団円、本当に良かったです。 そして、ゲームを始めた時には特に何も感じなかった「先輩、俺とデートしませんか?」の一言が最後に見たときに冒頭とは違って色鮮やかに色づいて見える仕掛け、お見事としか言いようがありません! @ネタバレ終了 これからプレイされる方は前情報なしで最後まで走ってほしい、素敵な恋の物語でした。 ありがとうございました!

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