SHIAのレビューコレクション
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マキの命の火人類絶滅必至の氷河期で生き残る方法なんてあるのだろうか…と、物語の冒頭からして既に生存フラグが先に死滅しているような状況から始まり、ここからどうなっていくのだろうと興味深く読ませていただきました。 人体切断などがあるので、痛いのは絶対無理!な人はちょっと注意が必要です。 @ネタバレ開始 ロボくんが最後の一瞬までマキさんの命の火を繋いだ終わり、ホロリとしました。 マキさんの命の火は、マキさんが亡くなった瞬間に尽きたのかと言われれば、私はNOと言いたいです。 「マキという人間がここにいた」と生き残った人に託してくれたので、マキさんは自分の人生をまっとうしたのだと誰かに知ってもらえてよかったです。 1%の特別な人生でなくても、誰かの記憶に残れたのならそれだけで素晴らしいことだと思います。 その橋渡しをしたロボくん、本当にお疲れ様でした。ゆっくりおやすみしてください。 @ネタバレ終了 人体切断があるということで、グロ怖いお話なのかと思ったら、最後はほっこりしました。 極限状態でも人間は何かを残せると感じられました。 ありがとうございました!
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love laboratory少し退廃的な空気がふんわりと漂ってくる、雰囲気がとてもいいゲームです。 見知らぬ女の子、そして「選択肢」に込められた物語の真意に、思わず周回したくなりました。 @ネタバレ開始 初回でトゥルーエンドに行ったので、バッドエンドを見て「ごめんね」という気持ちになりました。 その後でさらに選んだありえない選択肢にも「本当に!! 本当にごめんなさい!」の気持ちで、コンプリートさせていただきました。 トゥルーからいくと、この選択肢は本当に心が抉られますね…。 @ネタバレ終了 かわいい女の子と束の間お話して、そして選択肢の選び方ー!と自分でちょっと突っ込みたくなるゲームでした。 できることなら、トゥルーエンドのみかトゥルーエンドを最後にした方がダメージが少なかったですね…。 しかし、それらひっくるめて素敵な作品でした。 ありがとうございました!
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DIE OR SWING赤と青と黒の画面が印象的な、記憶探しゲーム…記憶がないナミさんの記憶を探して、さてどうなるの? 画面を滑っていくアイテムをクリックするのがなかなかに難易度が高かったです。 @ネタバレ開始 まさかのフルスイング…!! でも元はと言えば夢を見ていた「あなた」が悪いので、逆フルスイングされても仕方ないですね! ドアを開けた瞬間にフルスイングが来てもおかしくなかったので、最後に状況を把握する時間をくれて一呼吸させてくれたナミさんはやさしいですね(震え声で) @ネタバレ終了 ナミさんが記憶を取り戻した時のスチルがかわいかったです! ありがとうございました!
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■■の花園あの森に入ったら二度とこちらへは戻れなくなる…と言われている森で出会った女の子と過ごす幸せな時間、それが終わるとき、主人公を恐怖が襲う!? デッドエンドに吸い寄せられるチキンプレイヤー、初回は安定のデッドエンドでした。 @ネタバレ開始 両親の言いつけを聞いていい子にしていたら崖から落ちて死に「あ、デッドエンド!」とやり直したところ…「■■の花園」エンドへ進み、「これで邪魔されない」と言う女の子の顔がー!! そしてエンドクレジットの挿絵がー!!という恐怖のエンドになりました。 その後、別のエンドを回収していく過程で「あの子、独りで喋ってる!」というママンの衝撃エンドなどを見て「怖い! さらに怖い!」となるなど、エンドコンプリートの過程で「女の子の正体は誰なのだろう」と思いました。 @ネタバレ終了 女の子は何者だったのだろう、そして最後はどうなったのだろう…と物語の終わりの先まで気になる作品でした。 ホラー表現ありと表記がありましたが、ホラーが苦手な私でも普通にプレイできるくらいやさしいホラー要素なので、ホラーは駄目な方もプレイしてほしいなと思います。 ありがとうございました!
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『IF』がユメであるように、夢がゆめであるように誰かが作ったノベルゲーム、それを手に取った主人公の物語―――と思っていたのですが、本作はダブル主人公というのが相応しい、受け取り手と作り手側の双方の視点から「ゲームを作ったその後」が描かれておりとても斬新な作品でした。 @ネタバレ開始 ゲームを作ったことがある人なら多くの人が通る「その後」が描かれている作品はこれが初めてでした。 非常に興味深い作品だと感じ、読み進めていたらノンストップで読了していました。 なるほど、ゲーム制作者さんの多くはこういう悩みや苦しみを抱えているんだ…と、私はまだゲームを作るのがとにかく楽しい時期で苦しみらしい苦しみを感じたことがないのですが、こんな感じかなと思いを馳せると少し苦しい気持ちになりました。 ゲームを作る目的は人それぞれで、有名になりたい、賞がほしい、たくさん評価されたい、神ゲーと言ってもらいたい、作り終えたから満足…色々な目的や期待、思いがあると思うのですが、自分の中で昇華して終えられるものであるなら誰もこんなに苦しまないのかな…とも思いました。 買い手や評価してくれる人など受け取り手という自分ではコントロール不可能なものに一喜一憂しなければならない状況というのは、メンタルにすごくくるだろうなと。 その根底に「これだけ頑張ったのだから、報われてくれるはず」という思いがほんの僅かでもあるのなら、おそらくそれが良くも悪くも反応して「なぜ報われないのか」に繋がってしまう瞬間もあるのかな…と。それはある種の承認欲求というものでもあると思いますが。 作品内では、最後に「よし、また作ろう」と過去の苦しみを振り返ってもなお作りたいという気持ちが溢れ、また再起して動き出したところで結ばれていて、そこまで読んでいた者としては「頑張ってください!」と一ファンのように声をかけたかったです。 いつかリリースされるであろう優菜さんが担当された絵のゲーム、プレイしてみたいです。 人生は迷って立ち尽くしていても、前だけを見て愚直に創り続けても、絶対に戻ることなく進み続けて必ず終わるもの。 あの時ああしていればよかったとならないように、自分を偽らずに心の赴くままありたいなと感じました。 本作にたくさんのエールをいただいたと感じます。 @ネタバレ終了 すべてのクリエイターさん(特にゲームを作っている方)へのエールが込められている本作、もっともっともっと多くの方にプレイしてほしいです。 願わくばすべてのゲーム制作者様に。 そんな素敵な作品でした。 ありがとうございました!
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は~とますたー女の子たちと仲良く学校生活を送りながら性格診断までできてしまう! 前情報ゼロで最後まで進めたら最後に性格診断まで出てきて、楽しく遊んで診断まで出てくるワクワクさがあるなんて、ちょっと得した気持ちになりました。 @ネタバレ開始 ちなみに私は初回マキさんデートエンドでN型、2周目はミノリさんデートエンドでへの字型……あれ、変わりますね。 まさか、私…カメレオンみたいに相手に合わせて性格を変えてる…!?なんてちょっと不安にもなりましたが、人に合わせてやさしくできる人なんだと思っておきます!(汗) 個人的にはミノリさんくらいのペースの女の子が付き合いやすくて、お互いガッツリ踏み込みすぎず距離感を保ちながらお付き合いできそうで好きです。 @ネタバレ終了 これからプレイする方も是非、何も考えず最後まで走って「当たってる!」とか「そうなのかー」とか感じてほしい、ゲームとしても性格診断としても一回で二度美味しいゲームでした。 ありがとうございました!
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いっしょにかえろ!タイトル画面の犬井さんがものすごーくブレブレにぼやけていて、最早誰なのかが分からない中のスタートとなりましたが、猫谷さんと無事に一緒に帰ることはできるのか!? 間違えたら即バッドエンドなどが待ち受けていて、選択肢はなかなかにスリリングでした。 @ネタバレ開始 無事に一緒に帰ってたい焼きを食べることができました。 猫谷さんのスチル、そしてこのエンドを通過したときのみ見られるピントの合った犬井さん、御二人ともとても可愛かったです! 先に一緒に帰るエンドを見た後にドン引きされるエンドを見たので、またピントが合わなくてブレブレのタイトルに戻ってしまいました(笑) というわけで、たい焼きおかわりしました! @ネタバレ終了 ずっと一緒に帰れなかった猫谷さんとのエンド、とても良かったです! 素敵な作品をありがとうございました!
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イケメン彼氏と鼻糞を喰おう!左側から順番に彼氏になっていただき…ごわごっおわーっ!!(ここまで読んで気になった人はプレイしよう!) ほじほじー! ほじほじー! ほじほじ入りまーす!って「どんな掛け声なの、それは!」と思ったり、ブーガーマウスのチッ……に「今舌打ちした?」と驚いたり、見所満載だなーと思っていたのは「序の口」でした(気絶) @ネタバレ開始 野具さんのお名前からして「お、おおぅ…」となっていたところで既に衝撃でしたが、愛の接着剤エンドを見て「新たな地平を見てしまった…」と暫く呆然としていました(笑) 気を取り直し別選択肢からのマウス、お、お前っ…!!!(驚愕するもヤンデレエンドは他ゲームでも肌感覚で馴染みがあるので不思議な安堵感)というエンドを迎えた後に、放出車海勉さんのストーリーへ行ってみたのでここでもお名前に噴き出しそうになりました。 その後も粘液を分け合ったハナクソ兄弟や未成年男子の尻を叩いたりと、全編圧倒的なハナクソパワー!?で、笑っていいのか新たなジャンルの恋愛系としてキュンしていいのか、私の情緒が迷子になりました。 人生でハナクソに友だちとして声をかけられたりしたのは初めてでした(笑) @ネタバレ終了 「新たな地平が見られる恋愛が楽しみたい!」 「私、実はハナクソに性癖があるの…。」 そんな方にオススメしたい、凄まじいパワーを持ったゲームでした! ありがとうございました!
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USB失くしましたなんだかとても記憶にある事件がチラチラと脳裏を掠めつつのUSB紛失、君は一体どこに!?を解明していくお話、無事にきちんと解決まで至りました。 1周目はあらゆるところをぽちぽちしつつ、主人公の部屋の凄まじい散らかり具合に「どこかに落ちてないかなー」と探してタイムアップしましたが、2周目はヒントを元にコツコツと解決に向けて動けたので難易度も高くはありませんでした。 @ネタバレ開始 1周目の時点でともちゃんがなんとなく言動が不自然…と思っていたのですが、2周目の不自然さは「お、落ち着いて」とこちらが言いたくなるレベルで、ともちゃん何か一枚かんでいるな…と疑いながら進めました。 無事にUSBを発見した後も会見編で人を選択したりするシーンがあるとは…良かった、色々見ておいて!と1周目の経験が生きた部分がありました。 それにしても記憶に新しい事件と事件のコラボ…こんなコラボがあっていいのかと思うコラボもあり…これはクビではすまないのではーと思うのでした。 ついこの間も警察官が書類を持ったまま路上で寝ていた…という事件があったような気がして、重要書類を手元に持ちながらの飲酒はダメ絶対!と思ったのでした。 @ネタバレ終了 USB紛失というともう人生オワタレベルの件だと思うのですが、意外や意外、それ以外の展開もあり、面白いゲームでした。 私は素直すぎたので、やり直して盤上をひっくり返しにかかりました。 これからプレイされる方も、是非、盤上ひっくり返しの大逆転してほしいです! ありがとうございました!
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The Box何か注文したかな?と見知らぬ箱が次から次に届いたら…開けるか開けないか、悩ましいところです。 初回は誤配送かもしれないから、全部取っておこうと未開封で行きました。 @ネタバレ開始 何か怖いものが入っているのかなと思っていたら、なるほど、すべてを開けると「そういうことかー」となる物語でした。 これからここにたくさん何か入っていくのですね。 どちらかと言えば物を持つのが苦手な身としては、そういう思い出を取っておくような、日々の積み重ねを少しずつ箱に入れていくのは面白い試みだなと思いました。 4つのうち、喜びが一番多く埋まるといいですね! @ネタバレ終了 シンプルなメッセージに「もし自分だったら…」と考え、それぞれの箱を日々見るのも面白いかもと思いました。 ありがとうございました!