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SHIAのレビューコレクション

  • 行こうよ!ホストクラブ♪
    行こうよ!ホストクラブ♪
    そこはまさに地獄でさえ温く感じる伏魔殿…一度はまると抜け出せない、欲望と金と打算が渦巻く!?とても恐ろしいホストの世界とホスト狂いを肌で感じることができるゲームでした! 「現実よりもボクを見て」のスタートボタンからして既に作者様のハイセンスさが滲んでいました。 フェスでは作者様の圧倒的で独特な世界の作品を楽しみにしているので、起動時から期待値MAXです。 @ネタバレ開始 想像以上でした!!!(この画像でよかった!!!) とんでもない異空間…きっと人生向こう100周回くらいのトラウマ決定間違いなしの光景が広がっていたであろうそこに、おじさんたちの想像力ならぬ私の想像力が爆発し、脳内ではゾンビパニックがかわいく思える終末的パニック映像が流れました。 これは想像力のレベルが高い人ほど闇に落ちてしまう…!! 全人類の想像力が試されている…! 想像力こそがあの「地獄すぎではこれ」を味わい尽くし、色々な意味で「ホストクラブはすごかった!」とホスト狂いのなんたるかを骨の髄まで味わう秘訣!来たれ勇者!(※なんとかしてあのシーンこのシーンの衝撃を綺麗にまとめようと試みた結果がこの感想です) ホストクラブ内の濃密さが異次元でしたので、さらっとしたオチが大変な清涼剤となりました。 DL版のRead meに記載の世界は恐ろしすぎます…この感想を書くだけで100諭吉くらい消えました! @ネタバレ終了 今回もあまりのハイセンスに私も女子中学生のように「キャー!」という声を上げました。 素敵な作品をありがとうございました!

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  • 僕の真ん中に君がいる
    僕の真ん中に君がいる
    メカクレ系男子とのドキドキする甘い物語、堪能させていただきました。 来ているTシャツの文字が変わるのが面白かったです。ちゃんと全部変わる度に分かりました。 冷奴 Cool guyが特に素敵です。 @ネタバレ開始 素直になれない主人公さんと、とても懐が広くてやさしい弦一郎さんの物語、とても面白かったです。 主人公さんが人に甘えたりするのが苦手なのかおばあ様が倒れられた大変な時でも無理をしすぎていたり、源一郎さんの妻発言の方が出現した後は特に心まで大きく乱れ揺れていたりして、ハラハラしながら見守るところも多かったです。大丈夫かな、大丈夫かなと、何度も心の中で呟いていました。 最後は落ち着くべきところへ落ち着いて本当によかったです。 大家さんからの御命令、いいですね! ずっと下宿人として、そして恋人としていてもらわなければ~と画面の前で盛大にニコニコしました。 彼の正体については「えー!」と驚きましたが、これからも自称妻のような追手らしき人が来ず、二人が末永く幸せだといいなと思いました。 おまけも充実していて、落書きイラストが特に目の保養でした! あの「ありがとう」のシーン、聞こえていたんですね! 最高の一枚でした。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!

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  • 板前名探偵すしおか
    板前名探偵すしおか
    とても新鮮なネタを握った板前名探偵すしおかさんによる名推理、大変美味しゅうございました。 色々とぶっ飛びつつも大変テンポが良く進むので、事件解決までノンストップでした。 @ネタバレ開始 キャラクターデザインや名前等もツッコミどころ満載ですが、それらすべてを込みで形成された世界観が大変ツボでした。 板前寿司と推理のコラボはとても素晴らしく、真相に辿り着いたときに寿司を握る演出もとても素敵です。 犯人は途中でおおよその検討は着いたのですが、毒の持ち運び方などがあまりにも意外すぎてそれを推理できるのすごすぎでは!?と名探偵の名探偵ぶりに感嘆していました(そこに置いて持ち運べる犯人もすごすぎますが) 最後はどうなるのかなと思っていましたが、まさかの…な展開で、ハッピーエンドでとてもよかったです。 必要なものが足りずにゲームオーバーになってタイトルからやり直しということもなく、また、選択肢を誤ってもやり直しがきいてサクサクと進んでいくので、非常にプレイしやすかったです。 純粋に物語のギャグ部分やキレのあるセリフ、キャラ同士の面白いやり取りを楽しむことができました。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!

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  • いつもダドゥンドゥを応援してくれてどうもありがとう
    いつもダドゥンドゥを応援してくれてどうもありがとう
    圧倒的なセンスを前に、ただただ成り行きを見守るより他ないダドゥンドゥがダドゥンドゥする!?物語でした。 @ネタバレ開始 プレイされた方の99.9%が本作の圧巻のクオリティとセンスに、ただただ画面の前で目を丸くしながら見守られること間違いなしなのではないかと思う大変個性的で面白いダドゥンドゥでした。 いきなり最終章に飛ぶのも面白かったです。 また、最終章はオペレイションしたりしなかったりと複数の結末があって面白かったです。特に鼻フックから投げられた後の横スライドし続ける人がどこまでスライドするのか、笑いながら見守らせていただきました。 @ネタバレ終了 斬新すぎる世界を築かれている唯一無二のダドゥンドゥ、面白かったです。 素敵なダドゥンドゥをありがとうございました!

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  • いぬのはいたつやさん
    いぬのはいたつやさん
    ほのぼのとした雰囲気がとてもよいかわいらしい物語でした。 紅茶などを片手にゆったりとプレイしたくなります。 @ネタバレ開始 お届け先の方々は皆さん個性的で、面白かったです。 コニシさんにお届けした後の最後のセリフが大変ツボでした。 ヤシロさんは登場時から「この人、絶対に変わっている…」と感じるお顔でしたが予想に反することなく色々な意味で大変ハートフル!でした。誰かが、け、消されてしまう…。 初めてのお給料の使い方エピローグはとても素敵でした。 特に二人でドーナツを食べ合うイラストが、ほわっとあたたかい気持ちにさせてくれました。 @ネタバレ終了 終始あたたかくてほっこりするイラストに、思わずクスッとしてしまうお届け先の方々との会話がとても面白かったです。 素敵な作品をありがとうございました!

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  • カップラーメンは待ってくれない
    カップラーメンは待ってくれない
    奇蹟的に初回でカップラーメンをススーッと食べられたため、まさに爆速で終わりましたが、他の結末もすべて見てみました。 いずれもカップラーメンを食べるのに立ちはだかる難関たちでした…! シュールな展開が多く、笑わせていただきました。 カップラーメンが待ってくれるのは3分だけ…絶対に遅刻してはいけないギリギリのスケジュールを守ることの大切さをカップラーメンに教えていただきました(きれいにまとめてみる)。 素敵な作品をありがとうございました!

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  • sigh
    sigh
    何度ももぐもぐされましたが、無事におまけまで読了しました。 VR肝試し~Hey!なんて震え声で言いながらビビリプレイヤーの自分を励まし廃墟を探索していたら……大変なことになり「一番苦手なやつー!」やつーやつーやつー…(エコー)という状況でエンドを一生懸命探しました。 @ネタバレ開始 後ろからなにかー!の時点で「あー! 主人公さんごめん死んだ!」と即死エンドを踏んでしまったのだと思っていたら、そこからが本番、ビビリとしては一番苦手で怖い後ろから追いかけられる展開になって恐怖1億倍でした。 入口の矢印がなくなっていた瞬間の絶望感ときたら! そして、いざ生存したと思った後のあの展開ときたら! 大変怖くて面白かったです!(怖すぎて半分泣きつつ) おまけを読んでとても切なくなりつつ、名前をデフォルトにしておいてよかったと心底思いました(震え声) 二人ずっと一緒…ですね。もぐもぐ。 クリア後は特別な意味を持たせているのであろう花について調べたり、sighとは何のことだろうというのを考察したり…と、クリアした後まで作品に浸れる素敵な時間を過ごさせていただきました。 @ネタバレ終了 コンパクトにまとめられた作品ながら、物語としての面白さとホラー要素としての恐怖が見事に調和していました。 真冬でも炬燵におミカンと一緒にぜひプレイして、冬の凍てつく寒さとは別の寒さに「ひゃー!」となってほしいです。 素敵な作品をありがとうございました!

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  • INNOCENT
    INNOCENT
    かわいらしい絵本のようなイラストとどこか悲し気なピアノの音から始まる物語は、蓋を開けてみたら明るい日常から始まり…この位置で突如としてのこの演出!?と一気に不安を掻き立てられながら読み進めました。 @ネタバレ開始 突如として暗転・音楽停止が繰り返されるので、最後はきっとハッピーエンド大団円的なものではないのだろうと覚悟しながら読み進めました。 少しずつ成長する○○さんと、少しずつ退化ないし劣化していく△△さんの対比に、△△さんはペットかロボットか…と正体を考えながらのプレイでした。特に「将来は何になりたい?」の部分で既に△△さんには未来がないことを察し、複雑な気持ちになりました…。 一番最後、処分してしまうのか…と思うととても切なかったです。 ただ、これが現実であろうとも痛感しました。 物語全編を通して見せ方がとても巧みで、幸せそうにする○○さんが一番初めは色々と自分のことや将来のことを語ってくれたのに、成長するにつれて少しずつ自分の内面を△△に語らなくなったこと、最後はあれほど好いていた△△を処分品として扱うこと…これらすべてがそのまま多くの現実の人にも大なり小なり当てはまるのであろうと感じました。 ○○さんは、ご家庭で、特にご両親に何かあったのだろうか…とも思いました。 クローゼットからは服も少なくなり、ご両親が卒業写真から消えたり…断片的な情報ですが、厳しい現実に足掻きながら進むしかない、いつまでも変わらないがゆえに子どもの頃を想起させる△△と違い大人になった○○さんは生きていくためにがむしゃらに進まなければならないというような悲壮な感じを自転車で前へ前へ進む姿からは受けました。自分の中の子どもとの決別、と言えるかもしれません。 ○○さんの未来が幸せであればよいのですが…と、願わずにはいられません。 @ネタバレ終了 とても素敵な作品をありがとうございました!

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  • あなたに咲く
    あなたに咲く
    あまり書いてしまうとネタバレになってしまいそうなので…多くは触れず「とても面白い物語でした」とお伝えしたいです。 最初は「おや、エンド3へ到達した…」と、不思議なお話だなと思っていました。 そこから他のエンドを見ていき「ああ、そういうことか」と思い至り、真相へ辿り着くと納得の物語でした。 「なぜそのように書かれていたか」がよく分かる、とても面白い仕掛けでした。 質問も、質問に至るまでのエンドをすべて見ていれば問題なく一回で分かるものでしたので、ぜひ多くの方に質問の先まで見てほしい物語です。 時折出てくる動きのあるシーンもかわいくて楽しかったです。 素敵な作品をありがとうございました!

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  • 欠番9号
    欠番9号
    ゲームとしての面白さと物語としての面白さが絶妙にマッチした作品は昨年のフェスでも楽しませていただきましたが、今年も創意工夫溢れる仕様と物語で最後までノンストップでした! @ネタバレ開始 名前を打ち込むごとに物語の核心へと進み、さらに道中悲惨なことになったりと…きっと会いたくないだろうなという名前を打ち込むときなどは、死を覚悟しながらの打ち込みとなりました(そしてやっぱりな展開) ゲームが強制終了したりする仕組みもエテルノさんと会話をしているというのが肌で感じられて、ゾクゾクしました。 多くの人の命を奪ってきたのであろう彼女の最後が、その心がどうか穏やかでありますように…と思わずにはいられない終わり方でした。処分ではなく死であったことが、個人的に穏やかな気持ちで読了できました(某エンドが悲惨でしたので余計に…) そして1-8の皆さんも、感情はなくても同じようなことをしてきたのであろうと思うと、安らかに眠ってくださいと思わずにはいられませんでした。 バッジの取り方も本作ならではで、ここは人によって少し頭をひねるかも…と思いつつ、初めから紐解いてきた物語の終わりでこの入力はとても味がありました。 ちなみに、「どっちかな?」と思い最初は間違えて入力して「そんなものはありません」と言われました…作り込みがすごいです! @ネタバレ終了 周回要素を巧みに使いながらのとても重厚な一本の物語を紡ぐ手法、本当に素晴らしかったです! 素敵な作品をありがとうございました!

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