さむいそらのレビューコレクション
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夏の想いは星影にプレイ時間は短めですが、星が大好きなのでじっくりと物語にひたることができました。 「私」と部長の関係性は細かくは描写されませんが、そこが説明文にある「微妙な関係」をバランスよく表現されているなと感じます。また読み手によってかなり物語の印象が違ってくるのではないでしょうか。 来年のペルセウス座流星群は特に条件が良さそうですのでおすすめです。またその時にこちらのお話を読み返したいなと思います。 素敵な作品をありがとうございました!
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願い星は少年の形をしている大切な人を失ってはじめて気づいたことがあって、本当は伝えたかった言葉があるのにその人はもうどこにもいなくて。 出会いや別れは突然やってくるものと言いますが、風子にとってかけがえのない存在であるイオリとの別れは、どれほどつらく苦しいものだったか……。 ふたりの境遇は他人から見れば幸せとは言えないかもしれませんが、だからこそこの出会いが必然だったんだと思います。 素敵な作品をありがとうございました。
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Foret de pommesまるで絵本の中に迷い込んだみたい!王道ファンタジーだと思って読み進めると、謎の黄色い生き物さんの存在感に圧倒されます。くすっと笑えて、心温まるやさしいお話でした。 クリア後のストーリーを読み終えて、リュシエンヌの常にきりりとした表情との対比がいいなあと個人的に思っています。 素敵な作品をありがとうございました!
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ありすすいーぱーありすちゃんに助けていただきながら、クリアすることができました! マインスイーパーがあまり得意ではないという人も、やったことがないという人も、楽しくクリア出来るようにつくられているので安心して遊べます。 そしてとにかくありすちゃんがかわいいです。 素敵な作品をありがとうございました!
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偽りの夢現在、過去、そして小説の世界を行き来する構成となっています。夢に描いた世界を文字に落としながら、現実に苦悩する登場人物たちに共感を覚えました。 タイトルに偽りなし。人間はときに自分の気持ちを偽ってしまいたくなるものと思います。そこで立ち止まったり逃げてしまっても、諦めずに前へ進む姿には勇気づけられました。 読み手に未来を想像させる引き方が大変素晴らしかったです。素敵な作品をありがとうございました。
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点鬼簿行路登場人物が舞台で演じている様を想像するのが容易いほどに、演出や脚本にリアリティがあり、重みが伝わってきました。 表現が痛々しいと感じる場面もありましたが、きっとこうしなければお互いの気持ちが通じることは無かったんじゃないかと考えてしまいます。 素晴らしい舞台でした。ありがとうございました。
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そして僕らは世界を壊す全て読ませていただきました。 保志くんがだんだんと追い詰められていく展開が、読み進めることを躊躇ってしまうほどリアルに描かれています。 愛の形は人それぞれで、ときに自分でさえもわからなくなってしまうからこそ、欲せずにはいられなくなるのだと感じました。 キャラクターたちみんなが幸せであることを願うばかりです……。素敵な作品をありがとうございました。
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箱の中のユメ絶対に開けてはいけない箱だそうですが、気になってついつい開けてしまいました……。 絵を描く人には主人公の言葉が刺さるかもしれませんが、最後まで読むことで得られる何かがこのお話にはあると思います。 手紙を信じて箱を開けないこともまた勇気と言えるのかもしれません。 いろいろなことを考えさせられました。素敵な作品をありがとうございました!
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リベリオン・ヒーローズ違うクラスに在籍するほのかとヤマトが、『ヒーローごっこ』を通じて距離を縮めていくお話ですが……。 ふたりとも、かわいくてかっこいい!ほのか視点というよりも、電柱の影からのぞくあやしい人みたいな気持ちで楽しんでしまいました。 お互い緊張したり戸惑ったりしているところが、初々しくて応援したくなりますね。 もしかするとここで物語は完結しているのかもしれませんが、個人的にふたりの行く末がすごく気になります。 素敵な作品をありがとうございました!
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黒い森のリドルメア両ルートともプレイさせていただきました。おとぎ話の絵本を読んでいるかのような演出がすばらしいです。 紹介文にもある通り、選択した後の彼らの未来について深く考えさせられました。 もしもこの先の人生で「どちらかを選ばなければならない」事態に直面しても、きっとこのお話を思い出して一歩踏み出せる気がします。 素敵な作品をありがとうございました!