ありんこのレビューコレクション
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子想プレイしました。 @ネタバレ開始 子供が酷い目に合う話は苦手なのでプレイするかどうか悩みましたが、SHIA様なら、そういう話をネタや設定とそして安易に消費するのではなく、しっかりと向き合って書かれると思ってプレイしました。 正直、辛かったです。途中で気分が悪くなることもありましたが、最後まで読むことが出来ました。 メインの物語としては、浩太君がお父さんの所へ行けてよかった、なのですが。。。 子供に対する犯罪の実情にショックを隠せませんでした。かなり調べて執筆されたとのことで、調査・執筆途中で辛くなることもあったのでは、と思いました。それでも、子供を守りたい、犯罪をなくしたいとの強い思いで書かれたのだと思います。 執筆、お疲れさまでした。 @ネタバレ終了 -
ひとりかくれんぼの相談「ひとりかれんぼ」を存じ上げず、なんか怖いんだろうな思いましたが。。。 @ネタバレ開始 ひとりかくれんぼの手順が丁寧に説明されていて、「こんな怖いこと誰がするの?」と思いきや、主人公、やってしまったのですね。 霊能力者によってひとりかくれんぼが何であるかが解説されていくのが面白かったです。 エンドは自業自得と言えなくもないですが、厳しい!END1が一番平和ですね。 @ネタバレ終了 ドットで統一された画面がとても素敵でした。UIやシステム画面までしっかりドットで作りこまれていて、すごい!と思いました。 BGMも作者様が作られたと知り、びっくりしました。多才な方だ! 素敵な作品をありがとうございました。 -
シューカツ! ~forever with 御社~とっても面白かったです。このゲームが真価を発揮するのは、周回を重ねて面白エピソードのアンロックが解けてからです。序盤では内定が出なくて辛いですが、頑張って周回をしてアンロックを増やしてください。 グループ面接にスミレちゃんが登場したら、一気に面白くなります。 @ネタバレ開始 バッジ制覇を目指して何度周回したか分かりませんが、毎回面白いネタが出てきて笑いました。 フリーランニング大学からFAR EAST大学院へ学歴ロンダリング出来た時はめっちゃ楽しかったです。 最終面接前に画面スクショ忘れてゲーム終了&ロードしたら、、、見事に失格でした!芸が細かい! 5つ目のバッジが入手できないので、ヒント下さい。 @ネタバレ終了 面白いゲームをありがとうございました! -
SHOCK-Lastliquor(リメイク版)前半は犯人となり完全犯罪を目指す、後半は警察となり事件解決を目指す、ミステリーアドベンチャー。このようなゲームは初めてで、とても面白かったです。 前半の犯人視点。主人公が犯罪を犯す動機が丁寧に書かれ、犯罪計画を練るところから犯行、取り調べとじっくりとプレイできます。主人公のハリゴウ君がいいやつで、上司があまりにもクズなので、よっし完全犯罪やってやるぜ!と意気込みました。 後半の警察視点では、同じ犯行現場を見ていても、犯人と警察でこんなにも見え方が違うんだ、ととても感心しました。 ゲームを進めるうえで、選択肢のほか、ポイント&クリックの探索、複数の情報と証拠から選択するなど、場面に合わせた遊び方が提示されとても楽しかったです。 まちがった答えを選んでも、違う選択肢を選びなおしたり、ゲームオーバーになっても、分岐点からすぐにリトライできる、ヒントがあるなど、遊びやすさも非常に良かったです。 @ネタバレ開始 完全にハリゴウ君に感情移入していたため、「完全犯罪やってやるぜ」と意気込んだものの偽装パートで凡ミスだらけで即逮捕され、自分って犯罪に向いてないなぁと思いつつも、ヒントのおかげで何とか完遂しました。対決パートでコーメイ捜査官におびえつつも「逃げきってやるぜ」と思い、ゲームオーバーを繰り返し、「逃げ切れた?」と思ったら警察パートになり、驚きました。 ラストでは、そうだよね、横暴な上司が不正を働いていたら、するべきは殺人じゃなくて告発だよね、とハリゴウ君としてしっかり反省して終わることが出来ました。 @ネタバレ終了 エンディングで雰囲気の良い曲が流れましたが、作者様がAIで作ったものなのですね!AIもすごいですが、作者様のセンスの良さを感じました。 ゲームとしての面白さと、警察ドラマを見終わった時のようなしんみりした感動のある作品でした。 大変な力作だと思います。素敵な作品をありがとうございました。 -
神様は夢の跡 -hydrangea-タグに「銀河鉄道の夜」とある通り、イラストや文章・音楽など、雰囲気が幻想的で美しく、また物語も未練を抱え死んだ魂と対話するという、銀河鉄道の夜らしい、悲しくもいとおしい物語です。 ノベルパートと探索&対話パートがあるのですが、両パートがしっかりとつながっている美しい構成だと思います。 プレイ時間は1周2時間半程度、エンドが3種ありますが、エンド回収しやすい構成になっています。 いわゆる真エンドへの条件は厳しめです。が、安心してください!! 一度どこかのエンドに到達すると、エンド条件、探索&対話パートのヒントが解放されます。周回時は、エンド条件に関連する部分まで一気に飛べます。これは本当に助かりました! @ネタバレ開始 2021年に第3回新人フリコンで『神様は夢の跡』をプレイして、切ない物語にボロボロと泣いた記憶があります。 今回のタイトルとサムネを見て、もしや、と思いプレイしましたが、夢神になった妹視点の続編だったのですね。 折り鶴や花冠、そして最終話の手紙など、小物の使い方が素晴らしいなと思いました。 一番好きなのは第3話で。紬さんの料理を藍が食べるシーンはグッときました。 第4話では、妹の立場から哲也に対してどうして自殺なんかと腹を立ててしまいましたが、家族でも救えないほど苦しんでいたのだと思うと悲しいです。ラストで兄らしいふるまいをしてくれたのが救いです。 「優しい夜の夢跡で」で、藍の過去が流れてまた泣いてしまいました。そして、新しい一歩を踏み出す藍の姿は清々しかったです。 @ネタバレ終了 素敵な物語をありがとうございました。 -
咲希ちゃんと○×ゲーム〇×ゲームに趣向を凝らしたゲームになっていてとても楽しめました。ゲームとしても楽しい一方、数学的なテーマも含まれていて奥深いと思いました。 @ネタバレ開始 数字に気を取られてあっさり負けた時の悔しさときたら! 最強(裏)モードに、紙と鉛筆と電卓という超アナログ装備で19戦目で勝利した時は気持ちよかったです!思わずガッツポーズ取りました! 最後のバッジはブログを拝見しました。 111戦で全てのバッジをそろえられて満足です! @ネタバレ終了 楽しいゲームをありがとうございました。 -
ゆめの深く~割れた心の向こう側~シリアスで考えさせられるお話でした。 @ネタバレ開始 姉として妹を救えなかったのが、なぜだ?と思っていたのですが、ラストで、姉が妹にとって信用できる人間ではなかったからとなって、とても辛かったです。 でも、妹にとっては姉よりも親友の方が重い存在だっただけ、と考えることもできます。親友が妹を助けなかった理由はわかりませんが、多少記憶を捻じ曲げてでも、少しでも人生が楽になるのならいいんではないでしょうか? 妹は本当に生真面目な性格ですが、姉も同じくらい生真面目ですね。ですので、昔、妹を傷つけたことや、記憶を改ざんしたことをすごく悔やんで、今度は姉が病気にならないか心配です。 バク先生の怒った顔が一番怖かったです。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました。 -
黎明のクルールノーマルエンド、5人とのハッピーエンド、そして仲間同士のストーリー3話を10パターン全て見ました。とても面白かったです。 どのキャラクターも魅力的で、さらにキャラクター同士の関係も素敵でした。 アレン→イヅナの順でハッピーエンドを見るのがおすすめ。個人的にはイヅナ推しです。 キャラクターとのハッピーエンドや仲間同士の絆ストーリー(3話全て)を見るのは少しコツがいるのでネタバレ欄に攻略方法を書きます。 個人的に考えた攻略のコツです。もっといい方法があるかもですがご参考までに。 @ネタバレ開始 1日に2回、りんろう石に仲間の力を送るのですが、その時に誰を選ぶかで、主人公とキャラクター、またキャラクター同士の好感度が上がって、イベントが見れるようになります。 期間は15日間です。 ハッピーエンドを見たい相手をA、Aとの仲間同士の絆イベントを見たい相手をB、Cとして 1日目から9日目まで「A&B」「A&C」を選択、 10日目から最終日は二回ともA一人のみを選択します。 そうするとA&B、A&Cの仲間同士の絆イベントストーリー3話とAとのハッピーエンドが見れます。 この方法だと5回で全てのイベントを回収できます。 ハッピーエンドを見るためには上記に加えて、仲間を選択するイベントで対象を選択する&対象のキャラクターイベントでの選択肢で正解を選ばないといけません。選択肢の前にセーブしましょう。選択したら、すぐにどちらが正解だったか分かるので大丈夫です。 操作ミスや回数の間違いがあるかもなので、数日ごとにセーブしておいた方がいいでしょう。 @ネタバレ終了 私が好きなエピソードは ■ハッピーエンド アレン イヅナ ティア ■仲間どうしの絆ストーリー アレン&イヅナ アレン&リリ アレン&レヴィ イヅナ&リリ イヅナ&ティア リリ&ティア あたりです。ちょっと大変かもしれませんが、全部のエピソードを見てほしいです。 とても素敵なエピソードばかりです!! -
ル・ソレイユの殺人すっごく面白かったです。夢中になって5時間でクリア。 自分はポンコツ探偵でしたが、推理パートの導線がとても丁寧なため、ゲーム―オーバーせずに事件解決できました。やったぁー! 推理物としてのストーリーはもちろん、個性的なキャラクターと細かい所までこだわった背景もとっても魅力的でした。 @ネタバレ開始 キャラクタ―が本当に魅力的でしたね。 淡白なのにちゃんと探偵やる主人公、好きです。 序盤で佐伯さんに好意を抱き、「ランプシェードが凶器なら佐伯さんは犯人じゃない」って決めつけました。 チャラいけどだんだん可愛くなってくる谷地君、ホントにいいやつ竹内君、好きだ―。 推理は、合っていたところ・大違いしていたところ・全然わからないところと、かなりのポンコツでしたが、間違えてもやり直しできる推理パート前半で随分と整理されました。真犯人は二人までは絞れていたのですが、ラストはカンでした。当たってよかった! @ネタバレ終了 どんどん進むストーリーに、新たな情報と新たな謎! 本格推理物として大満足のボリュームと内容でした。 素敵な作品をありがとうございました!! -
狭間列車(はざまれっしゃ)じんわり微ホラーでした。ホラー苦手な人でも楽しめる内容だと思います。 @ネタバレ開始 「電車でたとりついた先が黄泉」というのは定番ですが、定番だけに好きな設定ですし、やはりぞくっとしますよね。 絵本の内容が、人間の醜さを表していて、とっても好きだなぁと思いました。 どこまでが夢でどこからが創作なのかと思ったら、ほぼ夢なのですね。夢の中であんな絵本を読むなんて、、、創作につながる夢を見るのもある種の才能なのかも、と思ったりしました。 @ネタバレ終了 実際の夢より表現をマイルドにしたとのことですが、実際の夢がどんなのだったのか、怖いもの見たさで知りたくなりました。 素敵な作品をありがとうございました。
