モモのレビューコレクション
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雪葬のネージュ2人のキャラデザが好みだったのでプレイしました。 双方別ベクトルで薄幸な雰囲気をまとっていて良いですね……。 ネージュちゃんと交流していくうちに アヴェルズの人間らしさが引き出されていくのが微笑ましかったです。 @ネタバレ開始 第一印象だと不躾クールなお兄さんと天真爛漫少女のおにロリなのに その実、自分を見失った少年と覚悟キマってる達観した復讐者のおねショタだったなんて。 復讐をとげた直後にあの選択をしたネージュちゃんは 最後まで誠実で清い女の子だったように思います。 仇であるアヴェルズの優しさを感じ取ってしまって、 いつの間にか彼女の中で大切な人になって……もう取り返しがつかない……。 恋人にはいつまでも一緒にいてほしい思想を持つ身としては 心中エンドの存在に安心しました。 @ネタバレ終了
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【新番組】あかちゃんとあそぼ!【放送開始】イラストが多く、演出も多彩でした。 ぬいぐるみたちやお兄さんのイラストは可愛いのに 遊びやベビーベッドは嫌に写実的で恐怖や嫌悪感が感じられます。 @ネタバレ開始 目ん玉だけ実写になったところ、 赤いワンピースの女がこっちを見ているところなどは肝がヒュッとしました。 回を重ねるごとに闇が染み出して 番組がめちゃくちゃになっていくのが面白かったです。 @ネタバレ終了
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インザキャロル柔らかい文章と8bitのBGM、総じて雰囲気が心地よく、 ギミックは特に効果的でとても面白かったです。 @ネタバレ開始 これまでのおさらいが入った瞬間、 なんか試されている気がして身構えましたが全問正解できました。 トーリとキャロルの関係を恋人と称するにはあまりに俗っぽすぎるし 今まで頑張ってキャロルを演じていたのにいきなり雑になりすぎる。 それでは主人公もトーリも裏切ってしまう感じがしたので 友人関係は自信を持って選択しました。 (この時点で2人に感情移入しすぎて熱入っちゃいました) END1で主人公とトーリに生じた友情関係も素晴らしいものだったと思います。 恋人関係を選んだ時のトーリの冷たい目は最もだなぁと思いました。 END3では首の痕の伏線も回収されたのでそこはすっきり。 でもこの痕の数だけトーリは苦しんだのか……。 END2もバッドエンドというか、 主人公は責任感と罪悪感で疲れてしまっていて、 トーリからは裏切るなよというような圧を感じましたが 彼のことを責める気にはなれないし本当は第三者にだって責めてほしくない。 トーリを救う方が私にとっては先なんだ……! そのためならこの日々が続いても悪くはないだろと 本気で主張したい気分になりました。 エクストラは嬉しい気持ちでいっぱいでした。 名前を入力した瞬間、見たことのないイラストが出てきて、 描写はないけどトーリの唖然としたような顔も想像ができて。 7回目の主人公にもあの光景が見えているといいな。 キャロルとトーリ、多少倒錯はしていても 悪いことは何もしていなくて、2人は幸せだったのに 突然事故なんてものに奪われてしまったのが何より苦しいです。 2度とあの日々には戻れないことをキャロルが先に悟ってしまうのも 運命って勝手だ……と涙しました。 ただ、数秒でも会えたら満足だったというセリフを見るに おそらくトーリの方も覚悟はできていたのかなと感じました。 一年と半年の間で思うところがあったのか、 本物キャロルと会えた瞬間に悪い考えが 全て吹き飛んだのかは定かではないですが。 これからキャロルはいなくなるけれど、 無事教師の職に戻れるように願います。 @ネタバレ終了
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就労!アクマ・デ・カンパニースクショのアスラ・サタン社長の立ち絵がとっても良かったのでプレイしました。 キャラデザが可愛く、スチルの空気感がカッコ良かったです。 エンドによって主人公の設定が変わりますが、 そのおかげで世界観の描写が増えていくので超短編でも楽しかったです。 @ネタバレ開始 ガルー君といちゃいちゃするのを目指すゲームかもしれない。 @ネタバレ終了 社長の台詞回しがとにかくバシッとキマッててかっこいいです。 本人はちょっと抜けてるのも良い……。 生き物が両翼に付けられてるとはなんてエグいデザインなんだ。
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眠れない夜白と青と静かなBGMが深夜の雰囲気を演出しており良かったです。 @ネタバレ開始 眠れないと嫌なことを思い出すのは多分広いあるあるですが 傷つけられたことだけでなく傷つけてしまったことも思い浮かんでしまう という点には特に共感しました。これ本当に辛い。 でも夜は眠れるし朝は明けるとこのゲームがちゃんと教えてくれるので 遊び終わった後はほっとした気持ちになれました。 このコメントを投稿している時間がもうアレですが 明日からはちゃんとしようという気持ちは強くなりました。 ありがとうございます。 @ネタバレ終了
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涙を止める方法3、4分で読み終えました。 この短い時間で女の子と一緒にプレイヤーも癒されることができます。 @ネタバレ開始 特に最後の方は人生に大切なことが書いてありました。 自分ではすぐ忘れてしまうようなささいなことでも 人のためになっていることがある。 そう考えた方がこの世は美しいし楽しいですよね。 日記書いてマニキュア塗って足湯に浸かって リラックスなんて丁寧な暮らし、憧れます。 @ネタバレ終了
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吊り餌何個か選択肢があると左から見るタイプなので 「きやく」からクリックしたのですが 最後に写真が挿入された瞬間この作品の方向性を理解しました。 ブログやyoutubeの動画もあわせてモキュメンタリーホラーだと思いました。 怖い画像やびっくりなどは無く、静かにゾッとできるのでおすすめです。 @ネタバレ開始 以下ほとんど箇条書きなんですが感じたことを。 隠膳にヒトガタが四つ…… お椀に盛り付けられているということは この4人がご飯、餌だということをダイレクトに示しているのでしょうか。 娘はメロンが好きでした。の記事。 なんだかやけに過去形で書かれている。 この日の午前に木下野容疑者は逮捕されており、 (逮捕の記事に年の記載がなかったので多分) つまりそれ以前に10歳の女児は亡くなっているということになるけど……。 夏の日、に書いてある悲しいニュースはまず子供の溺死事故かなと思ったので 事故発生はこの日以前と見てよさそう。 木下野、珍しい苗字だなと思い検索したらどうやらシモツケの別称で、 一番目についた花言葉は「無駄」と「無益」……。 これは遊びだから意味なんて考えても無駄というメッセージに受け取れました。 一通り見回った後、画面を放置していろいろブログとかを覗いていたら 『あとがきに添えて』がいつの間にか出ていて 一番そこにびっくりしたかもしれないです笑 少女を発見できたのですが、 女性が持っていた遺影に女の子の自画像が映ったのはどういう意味なんだろう……。 自発的に受 の後の言葉を知りたくて眺めていましたが 解読はちょっと出来ませんでした。無念。 ちうぎくという名前はどういう意味なのか? (中菊が一番近いか。根拠は無い) ちうぎくのプロフィール画像はなぜ桃? (桃には魔除けの意味があるらしいけど考えすぎか) 類感呪術と逆柱とはなんだったのか? てるてる坊主のように吊るして、その後は? 遺影を持った女の人はこの家とどういう関係が? ちうぎくと木下野容疑者は同一人物じゃない気がする……? (もしくは書き込んでいるのが複数人かも) まだ私の頭では全然わかっていないというか、 そもそも見逃しているギミックもありそうです。 とてもこうさつし甲斐のあるゲームだ。 @ネタバレ終了 それはそうと男の子たちの怯えた表情がどれも良かったです。 素材提供してくれた彼らにも感謝を。ご冥福をお祈りします。 面白かったです。ありがとうございました!
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白雪とネクロマンス耽美でダークな世界観に惹かれてプレイしました。 スチルが全部動き、全編モブも含めてフルボイス、凄すぎる……。 @ネタバレ開始 昔のエリオット様が存外優しくて驚きました。 最初は良い雰囲気になるのに時間はかからなかった程なのに 今が暴力と血に塗れているのはどうしてなんですか。周りが悪いな周りが……。 アイビーちゃんが恨まれようとして襲い掛かったシーンが切なかったです。 そのまま彼の手で息絶えるのも、 エリオット様に傷を残して自分は忘れてしまうのも全部辛い。 ですが最後、2人の心がもう一度ひとつになったようなところで終わるのが ほのかな光を感じられて好きでした。 END後にエピローグもあるのとても嬉しいです! 家に喧嘩を売り、決別を叩きつけようと画策している エリオット様が清々しくカッコ良かったです。 これは私のわがままですが、これからもっと2人にとって明るい方へ 一緒に歩いて行ってほしいです。 @ネタバレ終了
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スウィートフォンデュの蠱毒姫◆去前作の前日譚ということでこちらもプレイしました。 ゴクラクさんの容姿がエレガントかつキュートで超好みです。 @ネタバレ開始 善意100%で励ましの言葉をかけた思苑さんはどうなってしまうのか……。 矛先が向く前にどこかへ逃げ延びてほしいという気持ちがあります。 お姉さんやシツジさんからも離れられて、あまりにキョゲン君に救いがない……! 彼にも非はあったし、仕事は失敗と言わざるを得ないけれども、 見れば見るほど一途でお人好しな少年でもあったので クビにしてほっぽり出すのはどうにも良心が……。 本を見せてくれた時のゴクラクさんの顔をもう一度見ることは叶わないのでしょうか。 続きがとても気になります。 @ネタバレ終了
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スウィートフォンデュの蠱毒姫ダークメルヘンなイラストが物凄く好きです。 サムネイルに惹かれてプレイしました。 死神たちの口上もまたカッコ良くて痺れました。 @ネタバレ開始 タタリ君、ウメキ君、サイトウさん、死神が良いヒトたちばかりだ…… 辛い想いをしてきたヨミコちゃんの担当がタタリ君で良かったです。 @ネタバレ終了