夢観士あさきのレビューコレクション
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GHOSTEACHERこれはハロウィンの日に遊びたいゲーム! ホラーですが生徒のお化け達はキュートなキャラクターなので怖がりさんも安心してプレイできます。 とはいえ、演出はしっかりホラーなところもあったりしてホラー好きさんにも大満足! 細部までとても丁寧に作り込まれていて、周回も飽きずに遊べるエンターテインメント性抜群な作品でした。
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ストーンブレイカー【Chapter3公開】な……なんという絶望を背負いそうな主人公感……!(大好物) THE MAGIC CRAFTと対極を成すようなダークでシリアスな作風、こちらはこちらでとても自分好みな作品です。(バッジはお茶目で可愛いところもギャップ萌えで大変よかです!!) バトルも咄嗟の判断力が必要になる時間制限などで緊張感あり、かといって難しいシステムではないので勝てるまで挑戦したいと思える仕様になっており楽しませて頂きました。 続きも楽しみにお待ちしております!
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ハイ ソーシャルディスタンス サークル ゲートオーマイガー…… 踊りだしたくなるようなダンサブルなナンバーでゴキゲンなタイトル画面から始まり、洋画のような小気味好い会話。 開始1分で『あ……これ絶対自分が好きなヤツじゃん』と確信しプレイさせていただきました。 怒涛の如く押し寄せるカオス具合も『まぁ、高次元だから!』でオールオッケーなのです。Don't think! Feel! 選択肢を間違えてオーマイガーになっても、小話を挟んでひとつ前の選択肢に戻れる仕様もCOOL!でした。
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バロックを抱く揺籠詩的な文章と絵画のようなグラフィックで綴られた 美術品のような一作です。 世界観に介入するようなシステム的なものは一切なく、 絵画のひとつひとつのまつわる謎めいたお話が童話のように語られ 初めから終わりまで実際に美術館をめぐっている気分に浸れました。
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エモヂオえっ、あの不毛プリンスの作者さんがサスペンスを!?!? これは全然予想ができない……と思いつつプレイを始めました。 近未来SFを舞台に『エモヂオ』という感情を操作するアイテムをめぐり 真面目に倫理観を問いつつ、前作同様にクレイジーなギャグをぶち上げつつ、その中でも一際キラリと輝く知性! 脳の感情に関する機能が分かりやすく解説され、普通に勉強になります。 不穏感のある乱れた画像の演出や、色での感情表現等も良い味を出しており 笑いと狂気は紙一重といったブラックユーモアやサイコ的なジャンル好きな自分はとても楽しめました。 メグミちゃんは癒しです!
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かみかくしの夜某夜なサウンドノベルへの愛が感じられる雪山のクローズド・サークルミステリー、コンプリートまで大変楽しませて頂きました! ・親切! ゲームのシステム解説が丁寧で、サウンドノベルゲームを初めてプレイされる方にも優しいと思いました。 セーブを気にせず物語に熱中できるオートセーブや、各章から続けられるのもコンプリートを目指す上で有難かったです。 ・しっかり推理! (本編は)何か不思議な力が……とかではない、不思議な事にもしっかり理由がある現代ミステリーです。 初めはワイワイ楽しんでいた仲間達が、次々に起こる事件によって次第に疑心暗鬼になっていく展開や 雪山に閉じ込められ救助が来ない閉塞感など『これだよ、これこそ求めていたミステリー小説だよ!』とワクワクします! バッドエンドはいくつかありますが、解放のオマケとしてヒロインの小話が追加されるのも嬉しかったです。 作者様は同時に他のゲームも制作されていたとのことで、これは中編くらいかな?と思っていたのですが 市販ソフトと同等のようなボリュームがあり、こちらも嬉しい驚きでした。 あとがきを拝見して、とても大変だったこと、それ以上にゲームへの情熱をお持ちになられて制作されていたのだなと感じました。 制作、本当にお疲れさまでした。素晴らしいゲームをありがとうございました!
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毒味メイドと嫌味シェフ口を開けば喧嘩ばかりの二人。 しかし、お互い好きなのに素直になれないだけなので実は平和! フルコンプまで楽しませていただきました。 毒見役のメイドとシェフという設定がキャラクターの個性になっており ラブコメの面白さが全面に押し出された作品でした。 ノリの良い会話で好感が持てる登場人物たち、キャラの魅力が伝わるイベントCG、 作品の世界観にマッチした画面のUIデザインやBGMなどの雰囲気も良く 遊んだ後に幸せな気分にさせてくれるゲームでした。陛下~~!!
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片恋スターマインこの作品の特徴として、攻略できる男性キャラは2人ですが すでにスタートの時点で主人公の好きな人が決まっておりまして、 どちらを攻略する場合でも仄かなイチャイチャご褒美がありつつも 押し寄せてくる甘くない困難と悩みに対し 『がんばれ!がんばれ!!うお~~~!!』と読者がヒロインを応援する形になります。 気弱で消極的な乙女ゲームのヒロインちゃんというのは受け身な印象が多い中、 ほんとにもう健気にがんばります!ここぞという時の勇気持ってます!! 『うおお……よく言ったッッッ!!』みたいなシーンが何度もあります。 やっぱり好きなものに一生懸命な女の子っていいよなあと思えます。 @ネタバレ開始 初めてプレイさせていただいたのが一作目で 先入観から『桃耶ちゃんのお相手は翔くんに決まってるでしょ!』と 翔くんルートからプレイしました。 心理的になかなかきつい展開もあり、でも幸せになった!よかったね!! といったところで次に先輩ルートを始めたのですが こちらは先輩に対する『好き』がそれはそれはもう素直で 一喜一憂する桃耶ちゃんがとっっっても可愛くて あ……彼女の本命はこっちなんだな……と悟りました……。 @ネタバレ終了 困った顔、照れた顔、憂い顔も可愛いですが やっぱり桃耶ちゃんは笑顔が一番です!
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ほぼみっかプラスヒロインがイケメン達からモテモテなだけ……という乙女ゲームの先入観を見事に吹っ飛ばしてくれる、プレイヤーの性別問わず楽しめてしまうエンターテイメント性の高い乙女ゲームです。 攻略対象の男の子達は乙女ゲームのテンプレとはちょっと違った個性の豊かさあり、サブキャラもチョイ役だけでは惜しいほど個性ありまくり(ちなみに自分はお父さんを攻略したかったです!) おまけに主人公であるはずのヒロインがどこにでもいるような一般人の皮を被ったブっ飛び娘で、もしかしたら一番好きになれちゃうかもしません。 文章・イラスト・システム全てに作者様のこだわりを感じる傑作です!
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ナオンちぇんじ『殺伐系クズ萌え』という単語を見て心構えはしていたのですが 確かに二人の微妙な温度差的に殺伐としており、 確かに子悪魔系のナオンちゃんに萌えであり、 確かに色々とクズゥゥゥ!!!