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桃川 泊のレビューコレクション

  • 拝啓アリア・ユグドリオン様
    拝啓アリア・ユグドリオン様
    『拝啓アリア・ユグドリオン様』。 もうゲームを始める前からその言葉を何度も口にして噛みしめたい…と、そう思ってしまいました。 音の響きが良いのはもちろん、この先に展開される想像のつかない物語に思いを馳せずにはいられない、そんなタイトルだと感じます。 一度目にしたら、忘れられはしないでしょう…。 かくいう私がそうでした。 そして、手紙を読み進めていきます。 他の多くの方もおっしゃていますが、静まり返った中、聞こえるのはページをめくる音だけ。挿絵も一切なし。 それなのにどうして、こんなにも魅せられてしまうのでしょうか…? 答えはやはり文そのもの、文の構成両方が本当にお上手であるからだと思います。 冒頭で「真実を知ってほしい」「罪を告白しなければなりません」なんていう言葉を持ってくるなんて、そんな、気にならないわけないじゃないですかっ!!! 探究心を悔しいぐらい見事にくすぐられました。 その後もこの手紙の世界と人物の光景が目の前に広がるような巧みな文章で真実にだんだんと近づいていくのです。 やばい。(語彙力の欠如) 物語の結末について明言は避けますが、私はどちらかといえば希望をもてたお話のように感じます。 加えて、手紙を受け取った側の物語も気になる…!! と思ったら「お見通しだぜ!」と言わんばかりに、公式サイトに用意されていました。 読むよそりゃあ。 もう作者さんの操り人形でいいよ…。 目を輝かせて読みました。 読み終わると目は虚ろになっていました。 なんてこった…。 でも…好き…へへ…。 これもぜひ未読の方はご自身の目で確かめてほしいです。 資料と称されている後日談小説もサクッと読める短さです。 なのにどうしてこんな心えぐるの…しんどい(褒め言葉) プレイヤーとして、たった五分であるのにも関わらず大変楽しませて頂いたのはもちろんのこと、ゲームを作る側としても大変参考になりました。 挿絵がなくてもいいんだよと。BGMだってなくてもこんなに魅了できるんだと。 心揺るがす文さえあれば。 制作お疲れ様でした…! 長文になりましたが目を通していただけたら本望です。 最近公開された『イヴの迷宮』も大変興味深いので、期待を胸にプレイさせて頂きます!

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  • BRADLEY(ブラッドリー)
    BRADLEY(ブラッドリー)
    まず手始めに謝らさせてください…。 実を言うとこのレビューを書くずいぶん前に、一度プレイしたことがあったのです。 (たぶんバージョンアップ前?の時かと思います。新着ゲーム一覧にあって、気になってプレイした気が…。) その、本当に最初プレイしたときは正直いろいろな意味で「なんじゃこりゃ…!?」っていう感想が大半を占めていて、自分の理解と語彙力不足でレビューしようにもできなかったんですね。 それで今日までレビューを先延ばしにしてしまったのですが、でもその間ずっと心の隅で『BRADLEY』は影のように存在していました。 それぐらい深い印象をこちらのゲームは残していきました…。 では二回目のプレイについて僭越ながら語らせて頂こうと思います。 上記のことがあり、さらに製作者さんの柘榴雨さんとご縁があったので、私は再びプレイすることにしました。 二回目のプレイであることや、バージョンアップによって前回よりも理解できるかも…という淡い期待を抱いていざゲームをダウンロードして、ドキドキしつつやってみました。 結果…。 んん…理解できたような、さらに理解から離れたような…。 なんということだ…(絶望) というように今回も結局モヤモヤを拭いきれずに終わった所感であります。 でも決して否定しているわけやないんです…!! こういう風に話が曖昧だからこそ強く記憶に残るし、はっきりさせたはさせたでBRADLYの持ち味が失われるような気もするし…。 万人受けするかといえばしないほうだと正直思ってしまいますが(ごめんなさい)、プレイヤーをこうして思考の渦へ陥れる点で立派に完成されていると思います。 そもそも万人受けする必要もないと思います。 BRADLYはずっとこのままで人の心を揺さぶってほしいです。 ありふれていない唯一のゲームだと感じます。 ここまでストーリーの話ばかりになってしまいましたが、他にもたくさん凄かったところがあります…!! BGMは「こだわっている」とおっしゃっていた通り、延々と聴いていたくなる心地よさがありながら、BRADLYの不穏な空気を盛り立てていている面もあって素晴らしかったですし、ゲームデザイン・ゲーム内グラフィックも黒とオレンジが基調になって調和がとれていたと思います。 そのおかげで世界に没入できました。 それで思い出したんですけど最初の英詩の引き込みも凄かったですね…。 書いてある単語は簡単なのに内容がよく分からなくて、この先を進んでいけば何か意味がわかるのだろうか、と気になってクリックを止められず、まんまとBRADLY沼にはまっていきました。 しみじみと、最初から最後まで演出にとても感心しました。 …まだまだ語ろうと思えば語れるのですが、このままだと本一冊できかねないのでこの辺にしておきます…。 大変長々と失礼しました! 次回作も楽しみにしています! 私のレビューがその糧になれたらとても嬉しいです…。 良い時間をありがとうございます、制作お疲れ様でした!

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  • 改元
    改元
    初めに説明文を見て私は思った…。 『時間の結晶に魔法をかけよう!』とな…?どういうことだ…。一体これから何が起こってしまうんだ…と…。 その時点から私の好奇心は揺さぶられておりました…。 さて、ゲームを起動してみるといきなりロード画面がいい感じに表示されて、なんか改元についての豆知識を隅っこで流してくれてるではないですか! すごいぞ!教育に良いぞ!とその時私は思いました。 その後スタート画面のシンプルな3つのボタンが表示されるのですが、それを押したときのボコッ的な(文字じゃ説明できない)SEが個人的に好きでしたね…。 それでゲーム本編が始まるわけです。 まずジッキーくんにボイスがついててびっくりしました! ニャ○スみたいな声で子供受けも良いと思います! 肝心の操作はとても単純明快で、文も絵本のようで、はじめて結晶ができたとき(私は花見が最初でした)「わ~!お花ができたよ~!」と思わず童心に帰ってしまいました…。 それ以降もコンプの為に結晶を作っていったのですが、ちまちまと雑学を披露してくださってまぁ…教育的なゲームだわ(二回目)と感じました。 さらにはあら~!私の甥っ子(3)とでも安心してプレイできるゲームだわ~!健全だわ~!とも思えました。 その次の瞬間でしたよ。あのアダルティーな元号ができたのは。 まじかと。 でもジッキーくんは明言していないんだ…。ちゃんとゴニョゴニョごまかしてんだ…。 きっと私の心が汚れているんだと、そう思いながら次の結晶に手を進めた…。 そして出た。 今度はホラーだったよ。 なんてこった…でもその後の演出がすごかったし、某教育テレビでも唐突なホラー演出はあるし、結果として子供から大人まで楽しめるゲームだと私は納得しました…。 そんなこんなでコンプしました! 令和バッジも手に入れた!ヤッタネ!と思った矢先ページに映るバッジ一覧の中、手に入れてない「改元」バッジが。 気になってクリックしてみるとなんだ…隠しジッキーくんだと? そんなの見つけないわけにはいかないじゃあないかと、まんまとのせられた私がいます。 そして10分くらいかな…分かんねえ…分かんねえと悩んでいましたが、手当たり次第にあれをああしてみたら!!見つけたよ!! 隠しジッキー!!! その時の気分はまるで、たくさんのクローバーの中から四つ葉を見つけたときのようです。 本当に嬉しかった…し、つかの間楽しませていただきました!! ここまで、非常に長文になってしまいました…ですがもし制作の原動力となれたら幸いです。 制作お疲れ様です!

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  • 輝け!不毛プリンス
    輝け!不毛プリンス
    このゲームプレイしない人はハゲればいい(過激派)

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  • 取扱注意!
    取扱注意!
    可愛いやべー女の子達とサクサクスリルなLOVE体験ができる楽しいゲームでした! みんな容赦なく殺しにかかってくるけど、みんな悪気はないし(きっと)、可愛いから萌えてしまいますね♪(ただし二次元に限る) 女の子の名前はキャラそれぞれの特性を表しているのかな?主人公は分からず。 読み方は推定ですが…… 弥美→ヤミ→病み 十香→ジュウカ→銃  水→ミズ→水…? _人人人人人_ > 水素水 <  ̄Y^Y^Y^Y^Y ̄ \あぁ~!水素の音~!/

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  • 輝け!不毛プリンス
    輝け!不毛プリンス
    (コメント再び失礼します) 宣言通り隠しハゲルートまでクリアしました!! なんなんですかこれ ハゲのくせにときめかせにくるし皆いいキャラしてるし文才あるしストーリーの構成うまいしなんか壮大だし熱いし感動させにくるし……傑作ですよ いやハゲのくせにって失礼ですね……。 このゲームで私はハゲだからという偏見で人を差別するのはとても良くないと気づかされました。他にもいろいろと。大変素晴らしいです。 社会風刺的な一面もありましたし(ある意味) ハゲてるという理由で遠ざけてる人たちにこのゲームを勧めたいですね。 きっと世界に対する見方が良い方向へ変わると思います。 もう私不毛プリンス信者と呼ばれていいです。 それにしてもこんなゲームを作った方は天才ですね!いや秀才か? あ、禿才か……

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