はみどりのレビューコレクション
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高対称のi乙女ゲームという馴染みのある外枠(図形というべき?笑)に、縁遠い数学ネタがメインとして嵌まる様が非常に面白かったです! 乙女ゲームのお約束はベタに踏みつつ、数学が発言に無理なくねじ込まれる会話と図形相手なのがシュールでニヤニヤしながらプレイしました。 個別ルートでは、一人読むと「他のキャラはどうやって主人公と自分の繋がりを話してくれるの?」と気になる仕掛けになっていてよかったです。教養がない故知らない言葉もたくさんありましたが、主人公と一緒に「そうだったんだ!」となりながらエンディングを迎えられました。 これだけのネタを登場させる作者さんの造詣の深さに敬意を表します。 独特の体験をありがとうございました。 以下お気に入りの発言&小ネタ達です。 @ネタバレ開始 ・きかがく学園(イデア学園やさんかく先輩の話を聞いて、世界観が上手い!と唸りました) ・微分ちゃんズと群になるの上手すぎる皆 ・パイに親近感が湧くまる先輩 ・お弁当に効率よく充填を求めるしかくくん ・フェルマー先生の余白が少なすぎて終わる授業 ・「二次元のシンプレティックは、まさに俺なんだからよ」(言葉の意味は何もわからないのに雰囲気だけは伝わってくる!) ・五言絶句コンテスト(きかがく学園が優勝していいのか…?) 主人公のヘアピンは改めてタイトル画面を見るまで気づきませんでした。 虚数だったらいいなと思って主人公の名前を「かず」にしたので、図らずしも正体を隠しつつ嘘はつかずのムーブができて楽しかったです。 @ネタバレ終了
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てんがいちかく男の子の朴訥とした表情や話し方が好きで、でも不穏な空気が濃くなっていく…… たしかにこれは「ミステリー」だなあと思いながら読み進めました。 周回プレイの使い方も見事でした。ランダム要素もあるのでしょうか? @ネタバレ開始 たまたまなのか後輩ルートが続いたので、「当番なのにまた明日?」と引っ掛かりながら繰り返しやっていました。 二週目(全体の)で初めて彼氏ルートに入れてバイトの話にときめきました。優秀な後輩に困り顔の先輩! まあ全部妄想なんですけど。 ラストの名前入力と主人公の言葉には痺れました。記憶も業も取り戻して、初めて「自分」が存在として戻ってきた。 元来こんなに強気で格好いいんだ!と驚きましたが、病室で「お前は誰だ」が言える子だったなと納得。 登場人物全員加害者、まさに天蓋地角、結局はどこまでも交わらず他人な二人が切なかったです。 @ネタバレ終了 これからあの花を見る度この物語を思い出すことでしょう。 楽しい時間をありがとうございました。
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あまやかな夢に、さよならを。美しい赤色のお話でした。 イラストがとても綺麗で、全体の雰囲気が幻想的に感じられました。 こういった、キャラクターの絡み合った救いの相関関係が好きなので、とても楽しく読ませていただきました。 @ネタバレ開始 最初は主人公が先輩と出会う行為の背景に「?」となっていたのですが、 ラストまで読んで納得しました。そもそもそのために生まれてたのか。 クリア後にサムネの「諦めの悪い男は嫌いですか」のセリフを読むと、 いや本当に諦めないな! と同時に大好きじゃん……となりますね。 クリア後のタイトル画面変化で、場面の意味が分かるのも素敵でした。 @ネタバレ終了 夢見心地の時間をありがとうございました。
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軍議でござる軍議を茶化し続けるゲーム。楽しくプレイさせていただきました。 アニメーションがすごい! 選択肢の茶化し台詞が絶妙で好きです。 エンディングまでプレイして、作者さんのこの発想のもとはどこから……?と独特の読後感に気になってしまいました。
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お前のスパチャで世界を救えVtuberは詳しくないのですが、楽しくプレイさせていただきました。 良く動くモデルと、最初のお歌で「にあたんか、かわいい…!」と心を掴まれました。 にあちゃんのためなら生まれ変わったかのように行動的な主人公にもオタクならではの確かな愛を感じて好感を持てました。 黄色い人もよきオタクですね! タイトル画面で勝手にホラーと勘違いしてプレイを躊躇っていたのがもったいなかったです。 @ネタバレ開始 でもラストのスパチャの金額には別の意味でビビってしまいました…笑 @ネタバレ終了 楽しい時間をありがとうございました!
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GARAKTA ROCKERS - 1st ALBUM -ポップなサムネイルとタイトルに惹かれてプレイしました。 熱くてロックなノベルゲームです。面白かった! お絵○きせんせいとヘッドフォンに勝気な笑顔、くっぴーのキャラデザが天才的。 @ネタバレ開始 くっぴーの状態については序盤でなんとなく予想がついていましたが、 大音量なら…⇒ロックという結びつきがすごい発想だなと。 そう考えると部室の環境も最初の音量も兄の愛なのかなあとほっこりしました。 主人公のマルメロ愛が強かった分、 くっぴーと部長のマルメロへの気持ちや関係がもっと知りたい! 続編も楽しみにしています! @ネタバレ終了 正直ロックにはさほど興味がない人間なので、 最初は「ええ……」とやや引いていた崇姉妹にも、ラストの頃には「格好いいじゃん!?」とすっかりファンになっていました。 ラストのラストの挿入曲も、「そうくるか!」と思わされ、最後まで駆け抜けた物語でした。 楽しい時間をありがとうございました!
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告白するまで@1分!まさにアイデアの勝利な作品でした。 楽しく2~3周して、「10×10×10だと……!?」と気づき戦慄。エンドコンプが一番難しいゲームではないでしょうか(笑) ズビシッという効果音に、端的で率直なあかねちゃんの突っ込みとエンド名だけで毎回にやついてしまいます。二行だけで笑わせるなんてセンスの塊なのでは。 何度でも遊びに来たいゲームだなと思いました。 楽しい時間をありがとうございました。
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もんだいがある▼コミカルで個性的、なのにしっかりキュンとする! 30分程度でフルコンプできました。このコンパクトにまとめる技術もすごい! 絶妙な効果音のおかげでとにかく掛け合いのテンポが気持ち良いです。 @ネタバレ開始 須藤君と無事お付き合いできた時点で、他のキャラに向かうのが申し訳ないくらい好きでした。主人公への愛がだだ漏れてる。 過去話まで読むと、ストーリーの重みがガラリと変わるのが上手いなあと思いました。 受験時の主人公の行為は本当に大きなものだったんだなとわかって愛の深さにも納得しました。隣でクレープ食べてる顔本当に幸せそうだったもんね。どちらも存分に幸せになってほしいと心から思います。 ミノリさんのしたたかさと木嶋君の喰えない読心術っぷりも好きでしたが、それぞれ自分で自分を幸せにできそうな強さがあるので(笑)特に木嶋君、木嶋先生の弟をそんなにニヤニヤこなせるのは君しかいないぜ! @ネタバレ終了 楽しい時間をありがとうございました!
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キョウナリmini将棋をアレンジしたゲームを? と興味を持ちプレイさせていただきました。 大変手軽で、かつそれぞれのポイントや飛車角の歩兵使用回数にちゃんと将棋らしさがあって、よくこのシステム思いついたな…! と驚嘆しました。作者の将棋愛が伝わってきました。 キャラクターも短い出番ながら印象が強くて(笑) 居飛車棒銀宣言のミヅトラくんも楽しみです。 これから数値ゲーム以外の要素も増えるとのことで、戦法カードの追加楽しみにしています! また遊びに来させていただきます。
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片恋スターマインどこか馴染みのある登場人物たちだな?と思ったら、 「憧れの先輩と推理クイズでで以心伝心しちゃうかもしれない。」の制作者さんでしたか! そちらも楽しませていただきました。 無事に成就の行方が見られて嬉しい限りです。 登場人物の年齢が基本的に大学生ということもあり、 それぞれの背負っている物を見せてくれる重みのあるシナリオでした。 @ネタバレ開始 ◇山吹 翔ルート ツンケンぶりがかわいくて一週目にしました。 どう見ても主人公大好きな遊園地デートが癒し。 両者の恋心の葛藤さえ終われば…と思っていたら、まさかのシリアス展開に。 でも、ほほえましい好意だけでなく、「主人公と赤の他人になれていたら……」という再会までの拗らせた想いの重さも確かにあったのだと知ることができるストーリー展開でした。 主人公もあのまま付き合うよりも、知っておけてよかったのかもしれない。 ◇南雲 紫季ルート 先輩が何かしら背負っていそうなことは翔ルートで感づいていたものの、ここまで重たいとは……! でも、後継ぎになりたい気持ちが本物でよかった。 「お金持ちっぽくない」と言われてザ・お金持ちデートをする先輩がツボでした。 あと、観覧車シーンで「寝室に飾って毎晩眠りに~~」の下りの文章が好きです。先輩との憧れを含んだ心理的距離感を上手く表してるなあと思いました。 @ネタバレ終了 いつか「隣の家の幼馴染に~~」も遊ばせてもらいます。 楽しい時間をありがとうございました。