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光春樹のレビューコレクション

  • ひのえうまの螺旋
    ひのえうまの螺旋
    非常に面白かったです! NO.2とNO.7のエンディングになかなかたどり着けず苦労しましたが、試行錯誤の末、無事にすべてのエンディングを見ることができました。 次回作も検討されているとのことで、今から楽しみにしております。 @ネタバレ開始 世界観には少しだけ既視感がありましたが、物語の中身はまったくの別物でした。 特に印象的だったのは、キャラクター同士の人間関係がとても丁寧に描かれていることです。 立ち絵は影だけで表現されているにもかかわらず、物語を読み進めるうちに、それぞれの表情や個性まで自然と見えてくるようでした。 そして、想像していた以上に“官能的”な作品でもありました。 犯人である槙山の欲望やいびつさは明らかに異常なのですが、その感情の根にあるものには、どこか理解できてしまう部分もあります。単純な悪人として片づけられないところが、とても印象に残りました。 なかでも一番驚いたのは、沙良が抱えていた歪みです。 携帯電話を鳴らそうとした瞬間に睨まれるシーンは、本当に心臓が止まるかと思いました。 あの一瞬で、それまで見えていた人物像がひっくり返り、彼女の内側に隠されていたものが一気にあふれ出したように感じます。 トゥルーエンドについては、人によって解釈が分かれそうです。 個人的には、夢と現実の境界を曖昧にすることで、劇中では文字どおり「何でもあり」にできる構造になっており、ヒロインの桃にも容赦のない悲劇を演出できたのかもしれません。そして終わり方はとても好きでした。単純な夢オチというよりも、人間の後悔を丸ごと救済してくれたような気持になりました。 ただ一つだけ欲を言えば、タクリク配信者には、もう少しひどい目に遭ってほしかったです(笑) 最後まで楽しく遊ばせていただきました。 素敵な物語をありがとうございました! @ネタバレ終了

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